少し戻しては下落、また戻しては続落と一向に上昇していく気配のなかったビットコインですが、18日の夜にわずか数分で10万円ほどの上昇を見せました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)5分足チャート

この上昇はかなりの速度を持っていたため、ビットメックスで5000枚の強制ロスカットを誘発するなど、相当な数のショートカバーを巻き込んだようです。こういった急展開は、最近のビットコインのトレンド転換の時によく見られる動きですね。

この上昇により、ビットコインは下降トレンドラインを上抜けレンジ相場を形成するように推移しています。

これから相場は反転するのか、それともまた下落してしまうのか考察していきます。

ビットコインチャート分析

さて、今回も複数の時間足を見て分析していきます。

4時間足チャート

上昇を抑えていた4時間足レベルの下降トレンドラインを見事に上抜けました。7月2日に反転して上昇を再開した時と、ほぼ同じかたちの下降ウェッジを上抜けするように上昇していきました。

下降トレンドラインは奇麗に上抜けしましたが、赤色のネックライン(120万円ゾーン)を明確に上抜けすることができなければ、ダウ理論的に下降トレンドの継続となります。4時間足の長期移動平均も上値を抑えるようなかたちとなっており、上昇したとしても一度は抑えられる価格帯ではないかと考えます。

2時間足チャート

前回記事(ビットコインはこのまま下落してしまうのか)で、三尊天井における値幅論から反発位置を予測しましたが、こちらの方が正しいように思います。トップからネックライン下限までの価格幅と、ネックラインから前回底の位置まで価格幅がほぼ同じでした。なぜこの位置で反転したのかイマイチ理解できていませんでしたが、分析していくうちにこれだな、と思いました。

それに加え、日足の一目均衡表の雲がサポートとして機能していました。

出所:GMOコイン

今後の展開

現在のビットコインは、上値はヒゲで弾かれる状態で重く、かといって下にも行きにくいような現状です。

この記事の執筆中にビットメックスのニュースも飛び込んできており、今夜はかなり突発的な値動きが起きる可能性がありそうです。

数日前までの動いた方向に短期のトレンドができて、それに順張りしていれば勝てるような相場環境から、大きめのレンジで動いたり小さく三角保ちあいをつくりながら、短期の投機筋が動かしやすいようなチャート形状となっていくのではないかと思います。買いで入る場合は、短期のレンジ下限から逆張りするようなトレードが有効になってくる気がします。

明確な方向感が出てからトレードを再開しても良いと感じており、トレードを休むことも大切だと思います。

ビットメックスのランカー

前回の記事でほぼ全員がショートのポジションを持っていたビットメックスのランカー達も数人が買いに転じていました。

この情報(ビットメックスリーダーズボード)は毎晩21時に更新されるため、方向感の確認程度に使うのは良いと思います。

ショートとロングで割れていたらトレードは控える、といった使い方もできるため、自分のスタイルに合うように使ってみて下さい。

 

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。