一時1万ドル割れ
昨日のビットコイン(BTC)相場は上値の重い展開。一時、1万ドルレベルを割り込んだが、若干反発を見せている。
英離脱や米中摩擦などの緊張緩和もあり週末に急落、その後も上値の重い展開が続いているBTC相場。アップルと鴻海の中国国内での労働法違反が告発されたことも有り値を下げたが、ドルインデックスの反落・金価格の上昇もあり一旦は1万ドルでサポートされた。
しかし英国でEU離脱延期法案が可決したこともあり上値を重くすると、SEC委員長のETF審査進捗コメントもあり若干値を戻すも、ヴァンエック(VanEck)の私募「ETF」の当初4日間の設定額が4BTCに過ぎないと伝わると、再び上値を重くした。
米国時間に入ると、強硬派ボルトン首席補佐官の更迭、中国紙の米農作物購入拡大で合意観測記事など緊張緩和を示す材料が続いたところ、新機種を発表したApple株が上昇するなど米株がショートカバー気味に急騰。BTCは1万ドルを割り込んだが、若干の反発を見せている。
【新着・関連記事】
・まずは一帯一路サミット
・スケーラビリティー問題解決のヒント
【アンケート】個人投資家調査にご協力をお願いします
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。