ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

ビットコインは上昇トレンドを描くのか!?個人投資家の売買戦略(19年11月)

筆者: 児山 将

先週の仮想通貨市場の急騰から1週間。仮想通貨市場は落ち着いた値動きとなっております。

ここから再び上昇するのか、それともまた80万円まで下落してしまうのか個人投資家の気になるところかと思います。

◇主要仮想通貨チャート一覧

そんななか、今日の12時前にコインチェックがステラ(XLM)の取り扱いを発表!

参考:コインチェック、仮想通貨「ステラルーメン」の取り扱い開始 11月12日から

ステラの価格は一時9%以上の上昇を見せ、時価総額は1400億円を超えました。

コインチェックの資産流出問題以降は途絶えていた新規仮想通貨の取り扱いですが、それが開始されたことは、国内の仮想通貨業界にとって大きな一歩と言えそうです。

これを機に、仮想通貨市場も上向くことを期待したいですね。

今後の相場展望に関して、腕の立つ個人投資家3人のコメントをお届けします。

  • ひろぴー:みんなの仮想通貨でもお馴染みのFX・仮想通貨トレーダー。金融ソリューション会社を経営。
  • ふみ丸:元ダンサー。投資歴13年の先物、FXを中心とした理論派テクニカルトレーダー。
  • 金ちゃん:飲食店コンサルティングなど5つの事業を展開する実業家兼トレーダー。

投資の参考になりましたら幸いです。

FX・仮想通貨トレーダー、ひろぴーさん

今日、ビットメックス(BitMEX)のショートポジションが急に減りました。ビットコインは100万円を割り込みましたが、そのタイミングで捕まっていたショートポジションが精算されたようです。ただし、ロングポジションも直近3カ月間で最も少ない水準です。

これは買いも売りもいったんリセットされたと言っても過言ではないでしょう。つまり、現在相場の起点となるポイントは100万円付近だということになります。

仮想通貨市場は明らかに買い方が多いので、新規参加者の8割程度は買いで入ってきます。こう考えると、ビットコインもアルトコインもこれから買いで良いと思います。ビットコインは98〜100万円は買い場ではないかと判断しております。

なお、ステラですが時価総額はTRXを抜いて、10位にランクイン。それでも時価総額は1400億円であり、普段の売買代金は一日に100億円に満たない程度です。コインチェックの発表を受けて、直近24時間の売買代金は300億円に急騰!しばらくXLM祭りが続きそうです。

ターゲットとしては、発表からコインチェックの上場後で、ざっと2倍程度となる14円が射程圏内だと考えています。

また、日銀のシステム研究開発として調査されていることも評価できます。

参考:Project Stella:日本銀行・欧州中央銀行による分散型台帳技術に関する共同調査報告書(第3フェーズ)

【PR】仮想通貨の売買戦略メルマガやっています!

理論派テクニカルトレーダー、ふみ丸さん

ビットコインの方向性はまだ定まっていないように見えます。

チャートを見ると、26日と27日に急騰しましたが、日足レベルで見ると大きなレンジ相場は継続といったところ。一時的に98万円付近でレジスタンスライン(黄色)の線を突き抜けたものの、数日後に先のレジスタンスラインの黄線の位置まで戻ってきました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

こういった場合は、過去の経験上もう少し調整安が進み、緑色のゾーン(92~100万)での推移となるのではないかと予想しています。また、仮に上昇していった場合でも青色のゾーン(84~110万円)でしばらく停滞する可能性が濃厚でしょう。

上昇トレンドとなるのであれば、98万円での反発は必須。サポートライン(黄色)を維持し、青色のゾーンを抜け矢印Aのようにするっと上昇するようであれば、26日の高値を超えることが見込めるでしょう。

しかし、緑色のゾーン下から青色のゾーンの矢印Bのように落ちていくようであれば、完全な下落トレンドが始まると思った方が良いでしょう。時間的に、これから数日間ですぐに上昇するか下落するかで判断したいと思います。

個人的には上昇するのではないかと考えていますが、方向性はハッキリしていないので、上に挙げた相場の節目を意識した短期売買を狙う予定です。

アルトコインでは、NEO→ONT→HT→XEM→XLMの流れで上昇しています。アルトコインの循環物色ターンに入っていると感じており、次はXRP、次いでMONAが反応するのではないでしょうか。

これらのアルトコインで、良い動きがあったものから買っていきたいと思います。

実業家、金ちゃん

ビットコインは25日から26日にかけての半日で80万台から30万円暴騰し、一時は110万円を突破しました。これは2017年の仮想通貨バブル以来となる、3番目の上昇率(35%)です。
※2017年12月7日は、156万円から230万円まで74万円の上昇、47%の上昇率。

コメント時点(11月1日昼過ぎ)では、ビットコインは98万円で推移しています。

出所:GMOコイン

ビットコイン(BTC-FX)の4時間足チャートを見てみると、大きく上昇したあとは調整が入っており、三角保ち合いを下抜け。①のラインで頭を抑えられ、上値が重い状態です。

下値余地としては100.200EMA(98万円割れ)付近まで下落してもおかしくなさそうなので、その辺りで拾っていくのが無難ではないでしょうか。このまま横ばいとなった場合は、ペナントを形成したあとに上抜けしていく可能性が高そうです。

ビットコインは過去最高値を更新する?

ビットコインの見通しは中長期的に上目線です。

その理由としては、テクニカル的な面だけでも、様々な金融商品のチャート形状を鑑みるとビットコインは最高値を更新する可能性が否定できないからです。

以下は、ナスダックの長期チャートです。

ブロックチェーンもIT産業のように成長すると言われていることから、ITバブルがあったナスダックのチャートパターンと同じように推移すると考えるのは自然ではないでしょうか。

このチャートとビットコインを比較しても分かるように、ビットコインが今年2月に35万円で底打ちをしたと仮定すると、今は長期的な上昇トレンドに入っていることになります。一気に上昇することはないですが、細かく上下しながら確実に下値を切り上げるような相場となるでしょう。

こういった相場で、空売りを持つことはリスクが高いので、売買戦略としては押し目を丁寧に拾うことが有効となります。

ナスダックのバブルチャートのように、上昇と下落を繰り返しながらも直近最高値であるの150万円(6月26日にマーク)を上抜けできれば、最高値更新の日も、そう遠くないと見ています。

ただし、長めに持つポジションは今の段階ではまだ安心できないので、買いポジションを回転させながらしっかりと損切りを置いてトレードする必要があるでしょう。

 

ふみ丸さんと金ちゃんの仮想通貨番組:トレードガチバトル

【仮想通貨投資術】凄腕トレーダーによる投資で一番重要なこと

まとめ

3人の見通しは分かれたものの、長期的には上がるという結論となっています。

なお、筆者が行ったアンケートによると、2019年末のビットコイン価格は150万円以上と100万円以下で真っ二つに分かれました。

過去の傾向では、一番投票の少ない価格帯で推移することになるのですが、今回はどうなるのでしょうか。

取引高は依然として10兆円程度と活況ですので、このまま年末まで盛り上がってほしいところですね。

 

この答えは、年末の楽しみに取っておきましょう!

児山 将

児山 将

みんかぶ暗号資産(みんなの仮想通貨)プロデューサー 大学4年時にFXを始め、卒業後は飲食店の店長として勤務するも、相場に関りたくみんかぶに転職。記事執筆とサイトディレクションを担当。2015年より暗号資産(仮想通貨)に将来性を感じ、当時1円だったXRPに注目。暗号資産(仮想通貨)以外にも株式、FX、商品CFDなど多岐に渡る金融商品のコンテンツを作成。個人投資家との交流に注力しています

児山 将の投稿

児山 将の投稿一覧へ

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能