日本国内の大手取引所コインチェックがLisk(以下、LSK)のステーキングサービスを開始しました。これは日本初の試みであり、ユーザーはコインチェックの取引アカウントにLSKを保有するだけで、ステーキング報酬を獲得することができます。

ステーキングとは、ある仮想通貨を保有することでネットワークのセキュリティーに貢献し、報酬を獲得できるシステムのことです。

参考:コインチェックがLisk(リスク)のステーキングサービス提供開始(1/9)

コインチェックのステーキングサービス概要

対象仮想通貨:Lisk(LSK)
最低保有量:※平均10LSK
コインチェックの定める一定の基準および報酬受領のタイミングによって保有期間を決定
申し込みの有無:貸仮想通貨を行っておらず、コインチェックのアカウントで保有していること
報酬額:保有量に応じる
手数料:有り(利率や金額は非公開)

コインチェックのステーキングによる報酬の支払い日は毎週水曜日とされており、リスクの保有額に応じて報酬を受け取ることができます。

今回のコインチェックのステーキングサービスは取引アカウントに1日あたり平均10LSK以上保有している、もしくは貸仮想通貨アカウントに貸し出し中でないリスクを、1日あたり平均10LSK以上保有していることが条件とされています。

ユーザーは特殊な設定をする必要もなく、口座にリスクを保有しているだけで自動的にステーキングサービスに参加することになります。

実績

1月22日に、初めてのステーキング報酬の付与が行われました。合計2251.9リスク(日本円に換算すると約18万円)の報酬が得られたと発表しています。

今回の報酬受領の手続きに関しては、コインチェックが対象となる人々にメールを送信し、付与額を知らせる他にも、コインチェックのウェブサイトやモバイルアプリで確認できることとなっています。

貸仮想通貨との比較

類似サービスであるコインチェックの貸仮想通貨と比較してみましょう。

貸仮想通貨とは、仮想通貨取引所に仮想通貨を貸し出して、そのレンタル料金をもらうサービス。取引をせずに、保有するだけで利益を得られることができるサービスとして注目を集めています。

貸仮想通貨の貸出期間によって、得られる利益が決められています。貸仮想通貨の貸出期間と利用料の年率は、以下の通りです。

  1. ・14日間:年率1%
  2. ・30日間:年率2%
  3. ・90日間:年率3%
  4. ・365日間:年率5%

年利で5%となると、大企業の配当金以上となります。

ただし、途中売却できないこと、最低でも10万円程度の仮想通貨が必要になることなど、融通が利かない部分があります。

しばらく仮想通貨を保有し、売るつもりがない人に向いているといえます。

Liskのステーキングサービスと比較すると、以下の通りです。

対象仮想サービス 貸仮想通貨サービス ステーキングサービス
条件 仮想通貨を貸し出す LSKの保有
利益 14日間:年率1% 2251.9LSK(初回)
30日間:年率2%
90日間:年率3%
365日間:年率5%
対象仮想通貨 BTC、ETHなど合計13種類 LISK

ご自身の投資スタンスによって使い分けてみてください。