104万円のサポートラインでの反発を見せたビットコインは、19日に大きく買われ114万円まで上昇。しかし、年初来高値を更新することができずに、目立ったニュースがないなか20日早朝に一気に売られ105万円まで急落しました。しかし、やはり104万円付近のサポートラインは固いようで、現在は108万円まで反発を見せています。

個人的には、4時間足レベルのダイバージェンス(テクニカルの逆行)を消化しなければここから高値を更新することが難しいと考えていましたが、そもそもボラティリティが想像以上に大きくなっており、波に乗るのが難しい相場になっています。

トレードとしては、100万円を超えたところからコツコツと現物で買いを行っており、114万円まで上昇しても利益確定の誘惑に耐えながら保有を続けています。これらのポジションの損切り価格は、日足レベルの上昇トレンドが腰折れとなる100万円を明確に下抜け際に行おうと考えています。

では、今後のシナリオ別の売買戦略を考えていきたいと思います。

◇4時間足チャート分析

売買戦略:買い目線、タイミングを見計らって買い

4時間足レベルでは、上昇チャネルを下抜けてしまっています。上値を切り上げられずに下落してしまっているため、積極的な買い上がりなどは考えていません。

ローソク足を見ると、104万円の付近(青色ゾーン)では下髭を多く付けています。そのため、やはり意識するべきである104万円付近に指値をセットしておき、ここを明確に割り込むまでは買いという目線でいます。

ローソク足の角度的にも一気に上昇しすぎたように見えるので、レンジ相場を形成して調整するような動きをしてくれると買いやすいのではないかと考えています。

2時間足、30分チャート分析

時間軸を短くすると、短期的に買いを狙いたい状況となっています。

◇2時間足チャート分析

しばらく、この下降チャネル内で推移すると予想しています。チャネルの下限では、奇麗な反発が見られています。緩やかな下降トレンドを描いてしまっているため、レバレッジを掛けた買いは控えたいところです。

◇30分足チャート分析

30分レベルでは、108万円の水平線を上抜けし、下値切り上げが見られています。

そのため、短期トレードを行うならば、目先の上昇トレンドに乗り、113万円辺りに引けるチャネル上限で利益確定するトレードが良いのではないでしょうか。

ビットメックスの資金調達率も買い手側支払いのままですが、直近数日間より落ち着いてきているため、買いが入りやすい環境になりつつあると思います。

出所:bullbearanalyzer.com