デジタルゴールドとも呼ばれるビットコインですが、しばしばゴールド(金)値動きの相関性が高いと言われています。

2016年からビットコインを見ている筆者には、半分正解ではないかというところ。ビットコインを動かすだけの材料が出た時には、ゴールドとは全く違う値動きをします。

また経験則や投資かを見ると、ビットコインがゴールドに連動することはあっても、ゴールドがビットコインに連動することはないと言えます。

色々とコメントしても仕方ないので、まずは比較チャートをご覧ください。

ビットコインはbitFlyer、ゴールドはTOCOMです。

▼週足チャート

出所:トレーディングビュー

とりあえず、ビットコインとゴールドのボラティリティが違い過ぎて比較が難しいことが分かります。

▼日足チャート

コロナショックの際の、全資産が売りに転じた際にはゴールドも売られましたが、その後は値を全て戻すこととなりました。

ゴールドが値を戻すスピードが早かったことが分かります。

なお、この時の米国株とビットコインの相関係数は0.9を超えていたようです。

米ETF専門企業ヴァンエック(VanEck)によると、ゴールドとの相関関係(0.49)は歴史上最も高いとレポートしています。

参考:「歴史上最も高い」仮想通貨ビットコインと金の相関性

 

個人的には、NYダウや日経平均先物の方が似た値動きに見えますし、まわりのトレーだーを見ても、ゴールドを見てビットコインを取引しているよりも株を見て取引している方が圧倒的に多くなっています。