本日のビットコインは堅調に上昇し、高値176万円まで上値を伸ばしました。

ローソク足の週足は7本連続陽線となっており、高値から調整期間も最大2日で底打ち。年初来高値更新後に調整が入ったとしても、5日後には新高値を取ってくる展開となっています。

◆ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

様々な指標を見ていきましょう。

滞在時間

ビットコインの160万円以上も、だいぶ見慣れてきました。高値感を感じない人も多くなってきたのではないでしょうか。

150万円以上の滞在時間は、これまで2017年12月7日から12月22日までの16日が最大でした。11月5日から数えて今日で13日目ですから、このままいけば最大の滞在時間を更新しそうです。

ハッシュレート

ハッシュレートもしっかりしており、直近では140EH/sまで上昇。

出所:coinwarz.com

この上昇相場において、ここから2週間はマイナーにとって稼ぎ時でしょうから、ハッシュレートはこれから高まりそうです。

難易度調整

今日午前2時過ぎに行われたビットコインの難易度調整では、4%ほど上昇したものの、8月末から9月前半の水準です。この上昇相場において、ここから2週間はマイナーにとって稼ぎ時でしょうから、ハッシュレートはこれから高まりそうです。

出所:BTC.com

仮想通貨の時価総額は、50兆円目前に上昇し2017年1月の水準を回復。リップルやネム、イーサリアムの時価総額は当時の4分の1以下ですが、テザーはもちろん、テゾスやチェーンリンク、ポルカドットなどが入れ替わり時価総額を押し上げています。

ライトコインの上昇が鮮明

この上昇相場において、目立っているのがライトコイン。過去30日でビットコインは44%の上昇率ですが、ライトコインは53%となっています。

10月からミンブルウィンブル(MimbleWimble)を搭載したテストネットを開始。グレイスケールでの預かり資産も急増しており、同社のライトコイン投信であるLTCNは10月の35ドルから5倍以上となる180ドルを超えるほどに急騰しています。

この上昇が止まるまでは、ライトコインは上がり続けるのではないでしょうか。

TAOTAOのポジション

最後に、TAOTAOユーザーのポジション動向が分かる情報ツールである「トレードブロッター」を見てみましょう。 

出所:trade-blotter.taotao-ex.com

銘柄はビットコイン(BTC/JPY)のレバレッジ取引。

左側が、TAOTAOユーザーの未決済ポジション。右側が指値情報となっています。

未決済ポジションを見ると、170万円以下の売りポジションが100BTC以上残っており、売りでつかまっているトレーダーが多いようです。これは相場が上昇した時の投げ売り誘発要因であり、下落した際には買い戻しによる上昇要因となります。買いポジションで含み損を抱えているポジションは、記事執筆時(ビットコイン175万円)で40BTC程度です。ポジション状況を見ると、まだまだ上値は余地はありそうです。