先日、日本でもビットコインが「通貨」として認められたニュースは記憶に新しいです。
この正式に貨幣となったデジタル(仮想)通貨は一体、世界中にどれだけあるのでしょうか?
正解は、700種類です!
っといっても、つくってしまえばデジタル通貨になってしまいますので、作られた数としては1000種類の通貨が存在しているかもしれないのです。
理科の授業で覚えた元素記号の数を圧倒的に凌駕しておりますね(笑)
世界の国は190か国の通貨がありますが、それと比較しても圧倒的な量です。
上記のように、今日、多くのアルトコイン(ビットコイン以外のデジタル(仮想)通貨の総称)が誕生しております。
日本発では、モナーコインというものが有名です。こちらは市場での流通量は低いですが、ビットコイン同様に発展を遂げてもらいたいものです。
デジタル(仮想)通貨の時価総額
実際に700種類も存在しているデジタル通貨ですが、2016年3月現在、時価総額を100万円以上超えているのは300種類のみとなっております。
かなり市場規模は小さいですね。
しかし、ビットコイン誕生のときは2ビットコインでピザのお代を支払ったというように、最初はわずかな時価総額でしかありません。我々が使えば使うほど、流通量が増え、価値が上がるわけです。
よって、これからもビットコインに限らず、力をつけてくる数あるアルトコインは必ず出てくるでしょう。
自分で調べてお気に入りのアルトコインを見つけ出して投資するという作業は、まさに宝探しに通ずる楽しさがあるかもしれませんね!
ビットコインの時価総額はぶっちぎり!
参照:Crypto-Currency Market Capitalizations
ビットコインはデジタル(仮想)通貨の世界で米ドル的存在です。
その時価総額は、約7000億円にも達しております。
デジタル通貨市場の90%がビットコインの価値で占められているほどの存在で、一強多弱の世界です。
そして、ビットコインは第二のゴールドとなりうるとして注目度を上げております。
発行体のない資産としてのゴールドと喩えられてますが、ゴールドの時価総額は900兆円です。
それに比べればまだまだ市場が小さすぎることはおわかりでしょう。
成長の余地はありそうですね!
近い未来、安全資産をデジタルの世界に預ける動きが加速してくると思われます。
次のグローバルショックが起きれば、キプロスショックの際にビットコインの価値が急騰したように、デジタル通貨に資本が逃避する動きが出てくると面白いことになってきそうです。