飲食店の銃砲サイトを運営する「ぐるなび」がビットコイン決済を10月31日(火)開始することを発表しました。
同社によると、マルチ決済サービス「ぐるなびPay」にビットコイン決済も含まれているとのこと。
まずは、東京都内の飲食店10店舗で試験的に先行導入し、2018年春を目途に全国への展開を目指すという。
『ぐるなびPay』は、各種クレジットカード決済と、「WeChat Pay」のQRコード決済サービスに対応しており、ビットコイン決済に必要なQRコードの読み取りに対応したかたちです。
ただ、ぐるなびPayによるビットコイン決済の利用手数料は、他の会社が提供するビットコイン決済と同じ1%ということですので、ここはクレジットカードの3%程度を考える負担が低いところ。
リリースを見ると、『仮想通貨・ブロックチェーン企業である株式会社bitFlyerと連携して提供』と書かれており、裏側にはbitFlyerのビットコイン決済システムと繋がっていることが分かります。
クレジットカードのようにポイントが付与されないビットコイン決済は、日本人からしたら1%が妥当だと思うのですが。。
筆者は飲食店で店長として働いていた経験もありますが、毎月月末にクレジットカードの手数料を見てこの手数料が何とかならないものかと思っていました。
売上の3%以上ももっていかれるのは、大変なことです。これはトレードの決済時に利益の3%以上が削られるということを考えると、頭が痛い問題だというのがお分かりいただけると思います。
ビットコインは決済の革命なので、このあたりは両社がwin-winとなれるような仕組み(決済時にトークンを付与するなど?)が産まれると良いですね!
『ぐるなびPay』ビットコイン サービス概要
サービス提供開始日 :10月31日(金)(*店舗ごとに決済開始日は異なります)
導入店舗 :都内のぐるなび加盟店から先行申込みを受けた10店舗
決済方法 :店舗側のぐるなびPay決済画面に表示する会計金額情報を含むQRコードを、利用者のビットコインウォレットのカメラで読み取ることで決済処理される
入金方法 :決済時のレートに従った円建てで、ビットフライヤーの登録口座にて受け取る
<ぐるなびPayについて>
コイニー社が提供する「Coineyターミナル」によるクレジットカード決済、「Coineyスキャン」によるWeChat Pay決済、今回のビットコイン対応に加え、今後もぐるなびオリジナルの決済システムを実装予定。「ぐるなびPOS+」との連携により、注文から決済まで一連のオペレーションでスムーズに利用することが可能なワンストップモバイルマルチ決済サービス。
※ぐるなびのリリース(マルチ決済サービス「ぐるなびPay」10月31日(火)より 飲食店でビットコイン決済サービスを開始!)より