急落後のビットコイン相場、出口は近いが下値余地はあるか

*BCH価格はBCHNを使用

レンジ取引続く

昨日のBTC相場は、もみ合い推移。5万5500ドル（約600万円）を中心にほぼ上下1500ドルの値幅でのレンジ取引が続いている。

BTCは、PaypalのアプリVenmoでの暗号資産の売買開始、WeWorkの暗号資産での支払受入、Galaxy DigitalのBitgo買収協議などの報道もあり5万7000ドル（約615万円）近辺まで値を上げたが、この水準で小さなダブルトップを形成し上値を重くすると、日本株が大きく下げて始まったこともあり値を下げていった。

その後、暫く5万5500ドル近辺でもみ合っていたが、フランクフルト証券取引所が参照データの不備を理由にCoinbase株の上場を廃止。さらに米大手資産運用会社GuggenheimのCIOがBTC近いうちに50％下落する可能性があるとCNBCでコメントしたことも嫌気され5万4000ドル（約585万円）台に値を下げた。

しかし昨日、19日に付けた戻り高値を更新したETHがさらに上昇し史上最高値に肉薄すると、BTCも反発。米株の上昇もあり56,000ドル（約605万円）台を回復したが、その後、失速している。 

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