レンジ取引が続くビットコイン、米株動向に注目する理由

5万6500～5万9500ドルレンジ

昨日のBTC相場はもみ合い推移。未明に5万9000ドル（約665万円）トライに成功するも失速。5万6000ドル（約630万円）台でサポートされると、海外時間に再び5万9000ドルに乗せるも再び失速。これまた5万6000ドル台でサポートされている。

バイデン大統領、ファイザー社CEO、モデルナ社CEOのコメントなどオミクロン（Ｏ）株に関する楽観・悲観的な見方が交錯する中、米株などリスクオン・オフ相場に振らされていたが、米株の持ち直しもあり昨日未明に5万9000ドル乗せに成功した。

しかし、パウエルFRB議長のテーパリング加速発言を受け失速した。議長は同時にインフレは一過性とは言えないとし、また同席したイエレン財務長官が事前の質問に対する回答の中でインフラ法案で懸念されていたマイナーやウォレット開発業者をトラベルルール対象外としたことなどがSNSなどで伝わり5万6000ドル台でサポートされた。

フィデリティがカナダで現物ETF立上げや、Purpose社のオプション付ETFローンチなどもあり5万6000ドル台で底堅さを見せると、海外時間には再び5万9000ドル乗せに成功。しかし米国初のオミクロン株感染者の報に米株が失速する中、BTCも5万6000ドル台に値を戻している。 

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