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前日比 +1.6% +4.3% +4.0% +1.4% +1.9%

パウエル議長、よりタカ派的なシグナル

昨日のBTC相場は上に行って来いの展開。AmexCEOの暗号資産採用に対し後ろ向きな姿勢を示したことやIMFがエルサルバドルに対しBTCを法定通貨から除外するよう警告したとのCNBCの報道。さらに米株の失速などが嫌気され、BTCは26日の朝方に3万6000ドル(約415万円)台へと反落。

しかし、日中は暗号資産取引所FTX.USの4億ドルの資金調達や欧州株の堅調な推移、ヴァルキュリー(Valkyrie)のBTCマイニングETF申請報道などを好感し、3万8000ドル(約435万円)近辺へとじりじり値を伸ばした。その後、200日移動平均線に肉薄し、BTCは同水準で上値が重くなった。

海外時間にFOMC声明が公表され、3月中のテーパリング終了及び利上げ3月を示唆する内容が伝わると、予想通りの安心感からか一時3万9000ドル(約450万円)手前まで上昇。しかし、パウエルFRB議長が会見で、最短6月のQT着手を示唆したこと、毎会合での利上げを排除しなかったことなどを、市場はよりタカ派的シグナルと反応。その後、米長期金利の急上昇もありNYダウがマイナスに転じるなど米株が軟調に推移すると、BTCも今朝方にかけて3万6000ドル台に下落している。 


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