テザー(USDT)問題も落ち着き、BTC価格は90万円前後で落ち着きを見せ始めました。
株でも為替でもそうですが、激しい急落があったあとは落ち着きどころを見つけてしばらくの間小動きになることが多いです。仮想通貨市場も同じ現象が起きております。
市場参加者が痛みきっており、短期ポジションの投げは終了して投資家の多くが様子見姿勢を見せると決まってこういった動きをすることが多いです。
さて、直近のビットコイン円(BTC/JPY)チャート分析をしていきましょう。
80万円〜100万円レンジを形成中
FXTF MT4 仮想通貨チャート(Bittrade)
BTC円の4時間足です。
下降トレンドラインも上抜けてきており、おおよそ90万円前後を挟んだ小動きの展開となっております。
100万円のレジスタンスラインは非常に重そうです。何度も跳ね返させられておりますが、これはFXで売りが新規で入ってくるからでしょう。
ただし80万円も堅く、80万円台に入っては90万円台に押し戻される展開です。
つまり100万円をバックにショートし、80万円台で買い戻す動きが強いようです。
週末にかけてこのレンジ相場が続くのか、もう1段切り上げがあるのか注目です。
大きなトレンド後にはある程度の調整相場がありますので、どこかのタイミングで100万円を超えてあっさり120万円ぐらいまで上値を伸ばすタイミングがあるようにも思えます。
目先大きなレジスタンスラインは130万円です。
ここのレベルは日足でも水平線が引けるポイントですので、130万円近辺まで上昇するタイミングがあれば、各ポジション一度利食いを多めに入れると良いかもしれません。
再度浅い押し目を狙っていく売買戦略が良いのではないでしょうか。
モナコインが出遅れている?
次にモナコイン(MONA)も分析しておきましょう。
こちらも4時間足チャートです。
先日の急落後、他のコインと比べて回復が遅れているかもしれません。
12月には、一時期2200円前後まで上値を伸ばしていたMONAコインでしたが、現在の価格水準は高値から80%ほど下落したレベルで推移しております。
しかし、個人的には長期的な絶好の買い場だと考えております。
僕自身はアンティーク系コインだと考えており、ユニークなデジタル資産として今後も一部の愛好家に支えられて成長すると考えております。
時価総額も現在は300億円に満たない程度です。非常に伸びしろのある仮想通貨ではないでしょうか。
テクニカル的には500円のレジスタンスラインを超えていきますと、上昇に弾みがつきそうです。MACDも陽転しており、トレンドが発生したら伸びやすい条件も整っております。
600円前後まで上値を伸ばしやすいのではないでしょうか。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。