ポイント
・2万ドル台から2万3000ドル台に反発
・FOMCは予想通り75bp利上げ、議長のハト派発言もありリスクオン
・本日のGDPはどちらに転んでもBTCにはプラスか
・当面は2万2000~2万5000ドルのレンジ取引を予想
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は反発。朝方2万1000ドル(約285万円)割れでサポートされると、日中じりじりと値を戻し、FOMC後は2万3000ドル台まで反発した。
BTCは、買い材料一服やFOMCに向けた警戒感もあり先週付けた2万4000ドル台からじりじりとレンジを切り下げていた。
一昨日、コインベースの元従業員が新規上場銘柄に関するインサイダー取引で先週逮捕された件で、SECが対象銘柄を含む9銘柄について証券とみなして未登録証券の販売で同社を捜査しているとBloombergが報じた。それを受け、火曜日のオープンから同社株が大幅安となり、米株の安寄りもありBTCは2万1000ドルを割り込んだ。
しかし、その水準で下げ渋ると、米株クローズ後に発表されたマイクロソフトの決算で2023年の見通しが強かったことが好感され、リスクオンムードの中、BTCも2万1000ドル台に値を戻していた。
注目のFOMCでは事前予想通りの75bp利上げとなると、リスクオンで米株が上昇、BTCも上昇。
更にパウエル議長が記者会見で、いずれ利上げのペースを落とすのが適切になる可能性が高いとしたことが好感され、BTCは一時2万3000ドル台に回復した。
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