8月23日に、有名な売買サインであるハッシュリボンが点灯したことが話題となっています。

ハッシュリボンとは、ビットコインマイナー(採掘業者)のハッシュレート(採掘速度)における「30日移動平均線」と「60日移動平均線」を観測することで、相場のトレンドを予見するための指標のひとつです。

glassnodeという仮想通貨の情報分析データを掲載しているWebサイトやトレーディングビューなどで、ハッシュリボンを確認することができます。

前回は2021年8月に点灯し、その後に非常に大きな上昇を演じました。


出所:トレーディングビュー

▼過去のハッシュリボンの点灯の相場の推移

点灯日 最安値(%) 最高値(%) 最高値(日)
2021/8 -5% +92% 2021/11/8
2020/12/3 -7% +239% 2021/4/14
2020/7/12 -1% +51% 2020/10/27
2020/4/25 -1% +72% 2020/6/1
2019/12/27 -55% ※HashWar +70% 2020/2/12
2019/1/11 -7% +283% 2019/6/26
2016/9/4 -3% +3144% 2017/12/26
2015/5/29 -16% +310% 2016/6/18
2015/5/2 -2% +6% 2015/5/8
2015/1/28 -9% +79% 2015/3/11
2013/2/4 -0% +5630% 2013/11/30
2012/6/22 -6% +316% 2013/2/1
2012/5/20 -5% +75% 2012/6/20
2011/12/27 -7% +77% 2012/1/8


過去の4年単位の半減期サイクルでは、ビットコインの価格変動により、1サイクルあたり3回のハッシュリボンの点灯、つまり強気相場入りが起きていました。

ビットコインの壮大な上昇相場は、3回のハッシュリボンサイクルを経て到来するのかもしれません。

ただし、過去に13回と試行回数が少ないため、これだけをあてにしたトレードは禁物でしょう。