昼間、衝撃的なニュースが入ってきました。
国内金融大手・マネックスがコインチェックの支援要請に対して、子会社する買収案を提示したとの事です。
内容をまとめましたので以下ご覧ください。
コインチェック買収案まとめ
- コインチェックを子会社化し、社長よおび役員など経営陣を派遣する。
- 現行の和田氏、大塚氏は任を外れて株主として残る。
- 買収額は数十億円になる見込みで、週内にも正式発表がある予定。
- 金融庁は「みなし業者」であるコインチェックが営業継続するのは困難と見ていた。今回の買収によって経営体制、内部管理体制が改められるのか慎重に判断する。
今回の報道に対して、マネックス証券がTwitterで以下の声明を出しています。
出所:Twitter
また今回の報道によりマネックスの株価が急騰。ストップ高となりました。
注目の高さが伺えますね、先述のマネックス証券が声明を出した意図が理解できます。
コインチェックは口座170万を誇る国内大手の取引所です。
そして大手でありながら、みなし業者でもあり、そんな中でハッキングによる不正流出を起こしてしまいました。
被害額は580億円相当で仮想通貨史上最大の被害額。
ハッキングの原因はというと標的型攻撃メールが発端という初歩的なもので、コインチェックの記者会見ではずさんな内部体制に批判が集中しました。
盗まれたNEMに関しては日本円の補償がありましたが、その他アルトコインに対すしては補償が無かったため、(1月末~3月までに下落した分の損失について)一部ユーザーから訴訟準備が進められています。
この通り、コインチェックの内部管理体制には現時点では問題があります。
今回の買収によって経営管理体制が一新されれば、みなし業者ではなく「登録業者」になれる道が開けるかもしれませんね。
ではマネックスから正式発表が出るのを待ちたいと思います。
それでは。