こんにちは。菅原文太です。
ここ数日色々ニュースが立て込みましたので、先日のひろぴーさん記事のように、直近の出来事を簡単にまとめてみたいと思います。
◇ポジティブニュース
・4/4(水)マネックス、コインチェック買収へ。新社長は同社COO勝屋氏に
マネックスがコインチェックを買収するとの事です。マネックスグループはコインチェックに数十億出資する予定で、正式発表は6日行われると日経が報じました。
新社長には、現マネックスグループCOOの勝屋敏彦氏が就任予定です。勝屋氏の経歴ですが、2015年にマネックス証券の代表取締役、2017年にはマネックスグループの取締役兼執行役に就いています。
一方金融庁は、これまでコインチェックが単独で事業継続するのは困難と見ていた事から、今回の報道によって仮想通貨交換業の登録可否を慎重に判断していくとの事です。
これをポジティブニュースとした理由は、先行き不透明だったコインチェックに対して金融大手から手が差し伸べられたためです。
(無いと思いますが)しかし万が一、金融庁の登録が通らなかったら一転ネガティブニュースになりますね。
◇ネガティブニュース
・4/4(水)金融庁が一斉処分、週内にも発表へ
金融庁が週内に仮想通貨交換業者に満たない企業に対し処分を発表するとの事です。
同庁は2月に国内複数の仮想通貨取引所に対して立ち入り検査を行い、3月に登録業者であるGMOコインとZaifを含む5社へ業務改善命令、2社へ業務停止命令を出しました。
一連の処分後、一部の仮想通貨業者は3月末に自主的に登録申請を取り下げています。
◇登録申請を取り下げた仮想通貨交換業者
ビットステーション | 3/8付で登録申請取り下げ |
bitExpress | 3/8付で登録申請取り下げ |
来夢 | 3/8付で登録申請取り下げ |
東京ゲートウェイ | 3/29付で登録申請取り下げ |
ミスターエクスチェンジ | 3/29付で登録申請取り下げ |
仮想通貨業者の淘汰が進んでいきますね。週内というと明日です。結果を待ちたいと思います。
相場影響出そうなのは業務改善命令、停止命令が出た取引所でしょうか。是正は大切ですが、大きな悪材料が出ない事を祈ります。
・4/4(水)海外大手取引所バイナンスでハッキング騒ぎ?
夕方から夜にかけてバイナンスでログインができない現象が発生。ひょっとしてハッキングじゃないかという騒ぎがありました。
真相はハッキングではなく、単なるシステム障害。一安心でしたが、この騒ぎでビットコイン価格が下落しました。現在は復旧しており正常にログインができます。
バイナンスは2017年12月に取引量世界一を記録し、にわかに注目され始めた取引所です。
2月にハッキング未遂事件が発生していますので、このような不具合があると投資家は気が落ち着きませんね。
出所:Twitter
◇ニュートラル
・4/2(月)コインチェック集団提訴
コインチェックに対して新たな集団提訴があったという報道がありました。
関係者の話によりますと、3/30(木)に東京地裁に申し立てがあり、原告は15人、請求総額はおよそ8200万円に上るそうです。
コインチェックに対する訴訟は2月に二度ありましたので、今回三度目となります。すべての請求を合わせるとおよそ5億円です。
こちらは以前からの継続なので相場影響は無いでしょう。
おわりに
駆け足でしたが、以上になります。
筆者の周囲では金融庁の発表に警戒してビットコインを売るという声が出ています。
ですが、筆者はとあるアルトコインに全力投球中です!
4月は様々なアルトコインがイベントを控えています。中々上げ切らない地合いが続いていますが、こういう時こそ、有望そうなアルトコインを探してみると面白いかもしれませんね。
それでは。