三菱UFJ、リップルを使用した国際送金の実証実験を開始予定
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三菱商事が、リップルを使った国際送金の実証実験を今月始めると時事通信が報じました。
送金時間の短縮やコスト削減が狙いで、英金融大手のスタンダード・チャータードも参加するの事で、数年内の実用化を目指すとしています。
実験では、タイからシンガポールにシンガポール・ドルを送金する計画。
詳しく言いますと、タイの三菱商事子会社であるアユタヤ銀行の口座から送金し、シンガポールにある英国の金融大手スタンダード・チャータードの拠点で受け取る予定だそうです。
現行の国際送金では、各国の金融機関が参加する国際銀行間通信協会(SWIFTネットワーク)を使用していて、複数の銀行を経由する場合が多いため手数料や時間が掛かるとされています。
一方リップルでは手数料が割安で時間も大幅に短縮でき、さらにブロックチェーンによる分散台帳がデータ改ざんなどの不正を起きにくくするとされています。
2018年後半はスマホアプリも
3月頃に報じられたニュースなのですが、先ほどのニュースと点と点が繋がってきた感じがありますね。
あまり価格の変動が無いリップルですが、着々と計画が進行している事が見て取れます。
今年後半に始まるサービスでは、リップルの技術を利用した一般消費者を対象としたスマホアプリ「Money Tap」が登場予定です。
アプリではQRコードによるインスタント決済が使う事が出来る上に、従来のように銀行に営業時間に縛られる事が無いそうです。
早く使ってみたいですね!
参考:Japanese Banks to Harness Ripple DLT for Consumer Payments App
◇リップル/円(XRP/JPY) 日足チャート
レート・チャートページ:リップル/円(XRP/JPY)
本日から始まる海外の一大イベント・Concensus 2018にRippleが登場予定です。発言に注目しましょう!
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