本日、早朝から突如BTC価格が崩れ始めました。
75万円付近のサポートラインもファーストトライであっさり貫通。価格がさらに崩れそうです。
これは自分も含めてですが、買い方は根負けしたと思います。
次の浅い戻りでは持っているポジションの大半を決済し、ショートに回りたいと思います。
非常に苦しいチャート形状になってきました。
きっかけは、米国CBOEのビットコインETF認可判断の先送りです。
出所:Twitter
上記の通り、SECが9月30日まで見送ると発表し、下落に転じました。
個人的にはそもそもこの程度は織り込み済みだと考えておりましたが、予想外に織り込んでいなかったようです。
市場の流動性も乏しいため、反落幅が大きいです。プロの投機筋も着々と参入をしてきているでしょうから、価格の下落幅はさらに拡大するかもしれません。
ここ最近、世界中の取引所で取引システムがストップしていることが多いので、流動性が乏しくなってきていることは確かでしょう。
もしかしたら、フラッシュ・クラッシュという、ありえない金額まで下落を起こしやすいタイミングがこういった期間に発生するかもしれません。
ちょっと警戒をしたいと思います。
BTC円日足チャート分析
出所:GMOコイン
BTCJPY—FXの日足です。
三役逆転して上昇トレンド発生となりましたが、それをほぼ全否定してきております。
大きな下落をしてしまっているBTCです。かなり危険な形状となってきました。
あす、あさってにも雲が捻れて、価格が雲の下で推移を始めてしまいますと、三役逆転現象が起こります。
RCIの形状も再び弱気姿勢を示し始めてきたので、テクニカル的には下落トレードがしやすくなります。
今回の95万円近辺までの戻りは単なる調整として下落トレンドをサポートした形となりました。
次のポイントとしては、米国中堅ファンドのビットコインETFや先物の取り扱いですが、おそらくこちらも延期となるでしょう。
失望売りを誘っているかもしれません。価格が安くなればこれから新規参入してくる大手どころの投資信託や取引所も儲かるパイが最終的に増加しますから、価格上昇方向にサポートする口先介入には避ける可能性もあります。
個人投資家を簡単に儲けさせる相場にはならないと思いますので、一波乱ある前提で心の準備をしておいたほうが無難ではないでしょうか。
個人的には今週後半から戻り売り前提で対応をしていきたいと思います。
もし65万円を割り込んだら、次のターゲットは50万円です。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。