今朝7時ごろ、米証券取引委員会(SEC)からProsharesおよびDirexionのビットコインETF申請を却下するという発表がありました。
これまで、ビットコインのETFはいくつも申請されてきましたが、「やはり今回もか...」と思った投資家は多かったのではないでしょうか。
と言いますのも、大本命と言われていたウィンクルボス兄弟の申請も、先月却下されていたからです。
次の話題になりそうなETF申請は9月30日に承認期限となっているVanEck・SolidXでしょうか。
ビットコインの値動き
続いてビットコインの状況です。
今回の発表を受けて瞬間的に反応したかのように見えましたが、執筆時点ではすぐに買いが入り大きな下落には至っていない模様です。
市場も織り込み済みだったとみて良さそうですね。
◇ビットコイン/円(BTC/JPY)5分足チャート
Twitterの反応
SNSでは早速この話題で持ち切りのようです。
やはりETF関連は注目を浴びますね。
「今回も却下されるだろうけれど、もしかしたら」という期待は少しだけあったのかもしれません。
出所:Twitter
昨夜、海外FX大手BITMEXでサイバー攻撃か
さて、一部の投資家にとってはこちらの方が大きな出来事だったかもしれません。
昨夜、ビットコインが急落しました。
◇ビットコイン/円(BTC/JPY)5分足チャート
考えられる原因のひとつとして、海外FX大手であるBITMEXが一時アクセス不可になった事が挙げられます。
公式Twitterからサイバー攻撃を受けているという発表がありました。
出所:Twitter
同日昼間に起きたメンテナンス時のショート狩りといい、不信感が募るばかりですね。
おわりに
先月のウインクルボス兄弟のETF申請却下あたりから、ビットコイン市場の低迷が続いています。
ETFに関して言えば次の正念場は9月でしょうか。
引き続き情報収集をしていきたいと思います。
それでは。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。