ビットコインは9月4日に84万5000円まで上昇しましたが、9日に67万8000円まで下落後は73万2000円まで反発してレンジ推移しています。
80万円台からの急落では、ゴールドマン・サックスのトレーディングデスク設立延期の報道が下落の材料との思惑もありました。
参考:9月5日からの仮想通貨暴落は本当にゴールドマン・サックスが震源か
チャートはBTC/JPYの時間足です。
◇ビットコイン円(BTC/JPY)1時間足チャート
出所:bitFlyer
戻り高値は、84万5000~67万8000円のレンジのフィボナッチ・リトレースメント38.2%にあたる73万8000円付近が中期的なレジスタンスになっています。
下落時は出来高も増加しましたが、9月7日以降はレンジが続き出来高も細っています。
ボリンジャー・バンドも収束がみられ、そろそろレンジブレークが期待されるところです。
上値の目処としては、73万8000円を上抜けできれば、50%戻しが75万9000円、61.8%戻しが77万9000円となっています。
77万9000円付近は下落前にサポートされた80万円付近と一致し、重要なレジスタンスレベルです。
一方で9日の安値68万6000円付近を下抜けすると、レンジの下限である67万円、節目の65万円付近がサポートとして意識されます。
- ・中期的なレジスタンスライン:73万8000円
- ・下値目途:68万6000円
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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