BTCは軟調な展開となっています。
9月10日に世界最大手の一角、OKcoinの代表が中国当局に身柄を拘束されました。
翌日に証拠不十分で釈放されましたが、不穏なムードが続いております。
OKcoinは8月上旬頃、顧客レバレッジポジションを強制的に凍結する処置を行ったとして、トレーダー界隈で話題沸騰となりました。
香港のビッグトレーダーのポジションのようで、その額は400億円を超えていたようです。
こういった騒動があったため、今回調査という形で24時間の拘束をされたようですね。
現在は釈放されていますが、BTC価格の上値は重いです。
OKcoinの資本がどれだけ残っているかなど、現在わかっていないため、もしかしたら、かなり厳しい結果が待っているのかもしれません。
その場合は大きく市場が崩れるのではないでしょうか。
BTC日足チャート分析
出所:GMOコイン
BTC円FXの日足です。
直近安値は66万円前後に引けるサポートラインになります。
その他、数カ月前につけた今年の最安値である65万円のサポートラインも控えており、連続するサポートラインに助けられている状況です。
しかし、この価格帯に突入するのは今年4〜5度目であり、そろそろ下値を更新する可能性があります。
ここをブレイクすると次のターゲットは60万円と50万円でしょう。個人的には50万円ぐらいまで下値を掘り下げるのではないかと予想しております。
よって、現在、長期ポジション以外はすべてショートで勝負中です。
BTCとBCHのショート継続中です。
テクニカル的にはRCI26が0.0ラインを割り込んでおり、ここからトレンドが加速しやすい状況です。
66万円まで下値を切り下げますと、おそらくRCI52までもが下方向に推移をしますので、さらに下落トレンドが鮮明になりそうです。
そうこうしているうちに、今月下旬にさしかかると、米国でSECのビットコインETF認可の是非が問われ始めるでしょう。
こういった不確定要素が多く、下サイドに攻める可能性が高いといえます。
アルトコイン市場は頼みのイーサリアムでさえも安値を更新し続けているため、非常に厳しいものとなっております。
今の局面は上がろうが下がろうが、日足や週足の超重要サポートラインの局面ですので、資産の安全第一を考えるべきではないでしょうか。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。