仮想通貨トレーディング企業のジェネシス・トレーディングとジェネシス・トレーディング・キャピタルのマイケル・モロCEOは23日、CNBCとのインタビューの中で、ビットコイン(BTC)の価格は3000ドル (約34万円)で底を打つ可能性があると語った

CNBCの番組「Squawk Box」の中でモロCEOは、主要仮想通貨ビットコインがさらに30%下落し、3000ドルで底値に達すると示唆した。「3000ドルぴったりに落ち込むまでは、(底が)見えないだろう」と、モロCEOは語った。

モロCEOは小さなレジスタンスレベルについて語り、BTC価格が「3000ドル台半ば」で安定することはないだろうと述べ、4000ドルレベルはここ数日間で2度試されていることも指摘した。

仮想通貨トレーダーのモロCEOは、長期的投資家はBTCの停滞に対してより落ち着いて対処し、価格が持ち直すまで待つと述べたが、同時に下落中のビットコインを買わないようにアドバイスした。

「ビットコインの10年の歴史の中で75%以上価格が減少するのは5回目か6回目だ。だから(長期的な)視点があるなら、機関投資家はビットコイン価格が18年にいくらで終わるのかを究極的には気にしないと思う。3〜5年のスパンで物事を考えているのだから」

ビットコインの低価格がマイナーに与える影響について問われると、モロCEOは「ハッシュレートが下がった」のだから、ビットコイン1つをマイニングするコストは下がるだろうと示唆した。

最近の仮想通貨市場の低迷は、マイニングの収益性にも同様の低下をもたらし、中国人運営者たちは損をしてまでもマイニング装置の売却を余儀なくされている状況ともいわれている。マイニング装置の中には、中古市場で元値のたった5%で販売されているものもある。

今週に入り、様々な関係者が仮想通貨の今後についても見方を示している。

ベンチャーキャピタル企業クリプトオラクルでパートナーを務めるルー・カーナー氏は、 現在の仮想通貨価格の下落を00年代初めのITバブル崩壊になぞらえた。 カーナー氏は、たとえバブル崩壊があっても、強い仮想通貨はITバブル後のAmazonのように復活するとの見方を示した。

また米トレーディング企業サスケハナでデジタル・アセット主任を務めるバート・スミス氏は市場暴落の真っただ中でも自分がなおもBTCの長期的な信奉者であると述べながら、仮想通貨トレーディングが「長いゲーム」である点と「あらゆる偉大なアイデアは不安定である」点を強調した。

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