2019年の金融市場は、年明けからフラッシュ・クラッシュに見舞われましたが、その値を回復させてきております。

ドル円も110円→105円割れ(みんかぶFXの安値では104.90円)と一時、大幅な急落となったためBTC/JPYも連れ安となりました。

その後、40.5万円をボトムに少しずつ値を戻し始めております。

海外のレバレッジ取引所を見渡すと、ショートポジションに大きく偏っており、下方向を見ているプレイヤーが増えてきているようです。しかし相場は上昇傾向ですので、今後の展開としてはショートカバーを狙った短期的な上昇が見込めるわけです。

週足レベルではまだ下落トレンドの最中ですが、日足で見てみると、下値を切り上げている場面です。

個人的には1月あたりに底打ちがくるかな?と考えておりましたが、もしかしたら12月が底だったのかもしれません。

既にショートポジションは手仕舞いしており、ドテンロングに切り替えております。

今週は相場反転とショートカバーの巻き戻しに期待して、買い目線で戦略を立てていきます。

ビットコイン日足チャート分析

出所:GMOコイン

ビットコイン(BTC/JPY)日足チャートから分析します。

逆三尊の形状を始めており、47万円と50万円付近のレジスタンスゾーンを突破できれば、反転となりそうです。最終的なターゲットは60万円を意識しており、少し期待ができそうな形状です。

ボリンジャーバンドはスクイーズしており、次の動意が近いことが予想される程よい煮詰まり具合いです。

もう数日この付近で停滞し、上方向にエクスパンションしてくれますと、大きく上値を伸ばすのではないでしょうか。

RCIも短期9と中期26が上方向です。長期52が0.00ラインを上に抜けてきますと上昇に加速がみられそうですが、そのタイミングはもう1週間ぐらい後になりそうです。

ビットコイン4時間足チャート分析

出所:GMOコイン

もう少し時間軸を落として4時間足チャートを見てみましょう。

目先は44万円のレジスタンスラインが控えており、ここを突破できますと47万円の壁が見えてきます。

44万円を超えた場合、44万円がサポートラインとして機能すると思われますので、押し目買いの準備をしておきましょう。

直近でブレイクするとしたら、タイミング的にはRCIの9がボトム圏から鋭角に切り返し始めたころでしょう。そのタイミングで順張りトレードすると良いのではないでしょうか。その場合の最初のターゲットは47万円付近となります。

押し目があれば買い増しを検討し、向こう1週間は50万円をターゲットにしたいと思います。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。