Original article:ビットコインキャッシュ(BCH)160ドル周辺の揉み合いで方向感示せず:仮想通貨価格分析
ビットコインキャッシュ(BCH)の対ドル相場は、昨年末より160ドル周辺を比較的狭いレンジ内で推移しており、方向感を示せない展開が継続しています。
移動平均線&RSI
年末年始に欠けて、13日移動平均線と21日移動平均線が34日移動平均線を上抜けゴールデンクロスが出現していましたが、相場は一向に上振れず、13日移動平均線と21日移動平均線を7日に割り込んでいます(第1図)。
また、7日には13日移動平均線が21日移動平均線を割り込みデッドクロスとなっています。
RSIは、足元48.2%で推移しています。
第1図:BCH対ドルチャート(13、21、34、55日移動平均線&RSI)
出所:Trading ViewのBCH/USDチャートより作成
一目均衡表
一目均衡表では、遅行線と均衡表が好転しています(第2図)。
一方、相場は今月2日より転換線を挟み込みながら横ばいとなっています。
また、この先は幅の広い雲が待ち構えており、相場上昇の妨げとなることが指摘されます。
第2図:BCH対ドルチャート(一目均衡表)
出所:Trading ViewのBCH/USDチャートより作成
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、年始より一段と収縮しており、この先は急な値動きが警戒されます(第3図)。
相場は先月20日、急騰の末アッパーバンド+2σを上抜けしましたが、強い上昇トレンド突入とはならず、下落から横ばいに転じた格好です。
また、相場は今月5日、センターライン(20日移動平均線)を割り込んでいます。
第3図:BCH対ドルチャート〈ボリンジャーバンド(20、±1σ、±2σ)〉
出所:Trading ViewのBCH/USDチャートより作成
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