22日~24日、ニューヨーク行われたConsensus2017の会合を得て、アルトコインの多くが上昇しました。
ビットコインも30万円を突破し、暗号通貨市場の時価総額が全体的に上昇してきております。
この1ヵ月間で5倍近くの時価総額成長してきたイーサリアム(Ehtereum)。
先日のエンタープライズ・イーサリアム・アライアンス発足後、今回は三菱UFJやトヨタ自動車のグループ会社、トヨタ・リサーチ・インスティチュートらが参加を表明して、さらに価格が上昇しました。
<h3>イーサリアム(ETH)円チャート日足</h3>
■出所:Coincheck ETH/JPY
4月は5000~6000円で推移しておりましたが、その上昇に大きな加速が生じております。
時価総額もおよそ2兆円前後にまで増えてきており、半年前のビットコインの時価総額規模にまで膨れ上がりました。
間違いなくバブル相場だとは考えておりますが、この1年間、多くのコインがこういった値動きを繰り返しております。
ビットコインの過去の値動きに見られたパターンとしては、30~40%の下落後、高値を超えていくことがよくありました。
こういった値動きに学ぶならば、イーサリアムも30%ぐらい下落するタイミングがあれば、そこが買い場となるのではないでしょうか?
<h3>時価総額2兆円はまだまだ小規模?</h3>
5月23日の日経新聞によりますと、トヨタはAI技術研究開発への後押しを狙ったものとみられているようです。
金融取引やサプライチェーンの効率化によるコスト削減が目的で発足していた団体ですが、自動車企業の参戦はあまり記載を見たことがありません。
世界の自動車メーカーや機械メーカーの参入も以後、注目ではないでしょうか。
名だたる企業の期待値を考慮しますと、イーサリアムの時価総額2兆円というもはまだまだ小さい数字なのかもしれませんね。