ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

ミームコイン専門家が語る今後の市場動向

2024/11/12 03:45
Crypto Times

仮想通貨メディアWuBlockchainの創設者Colin氏は、ミームコインのアナリストであるMurad Mahmudov氏とミームコインの役割と将来性について対談を行いました。

アゼルバイジャン出身でプリンストン大学で東アジア研究と金融を専攻したMurad氏は、2013年に北京でビットコインに触れたことが仮想通貨との最初の出会いだったと語ります。2017年以降は本格的に仮想通貨業界に参入し、現在はDeFiプロトコルの開発を行う傍ら、ミームコインへの投資、取引、分析に注力しています。

Murad氏はミームコインは短期的な投機対象ではなく、従来のVCトークンよりも「大衆のための富の創造」の可能性を秘めた社会的なイノベーションだと指摘。かつてビットコイン支持者だった同氏は、現在はミームコインのコミュニティ主導型の成長性に注目しており、ビットコインのコミュニティ形成戦略はミームコインの成功モデルとしても参考にできるとの見解を持っていると明かしました。

ミームコイン投資においては、コミュニティとリーダーシップの質が重要だとMurad氏は強調。特に長期保有を重視する「ダイヤモンドハンド」文化を持つコミュニティはオンチェーンデータ分析による客観的な評価が可能であるため注目に値すると指摘しています。

2025年第4四半期、2026年第1四半期に利確予定

Murad氏は、ミームコインの大多数(99.999%)は投機目的で作られていると認めつつも、ドージコインのように強力なコミュニティを持つ少数のミームコイン(現サイクルでは3~5銘柄)は複数サイクルを生き残り、2027年以降も成長を続け、2028~2029年に再びピークを迎える可能性があると予測。自身は2025年第4四半期または2026年第1四半期に利益確定を目的とした売却を計画していると明かしています。

また、現在のアルトコイン市場はVCによる過剰評価が蔓延しており、一般投資家の利益獲得を困難にしているとMurad氏は指摘。多くの小口投資家はトークンを株式のように考えているが、実際には基盤となるソフトウェアとの関連性が希薄な場合が多いと警鐘を鳴らしています。

さらに、今後4年間で1,600億ドル相当のトークンアンロックが予定されていることも市場の不安定要素だと指摘。こうした背景から、多くの若年層投資家はテック系アルトコインも実質的にはミームコインの一種であると認識し始めており、過大評価されたVCトークンよりもオーガニックな成長を遂げるミームコインに魅力を感じていると分析しています。

中央集権型取引所(CEX)はミームコインの流動性確保において依然として重要であり、CEXへの上場は重要性を保つとMurad氏は述べています。Solanaの高速性と低コストはミームコイン発行プラットフォームとしての優位性をもたらしているものの、一部主要ミームコインにおいては将来的にEthereumを含むマルチチェーン展開が主流になると予測しています。

加えて、ミームコイン市場へのアジア圏からの参加増加を予測しており、2025年第1四半期以降、中国、韓国、日本のコミュニティの参加が活発化すると見ています。AIをテーマにしたミームコインについては、コミュニティの成熟度を見極める必要があり、現時点では様子見の姿勢を示しています。

ミームコインのスーパーサイクル

シンガポールで開催された大型Web3カンファレンスToken2049のパネルディスカッションでMurad氏が言及するミームコインが爆発的な成長を見せる時期「スーパーサイクル」という概念が注目を集めました。

これを受けて大手資産運用会社VanEckのポートフォリオマネージャーであるPranav Kanade氏がソーシャルメディアで自身の見解を述べ、ミームコインの成功要因と他の仮想通貨プロジェクトが抱えるトークン設計の問題点を指摘しました。

Kanade氏はミームコインがリテール市場において明確なプロダクト市場適合性を示していると主張。その理由として「シンプルさ」を挙げ、多くのプロジェクトがトークン設計を過剰に行っている点を批判しました。複雑なトークノミクスは時間、資本、そして市場の注目といった限られたリソースの浪費につながると指摘。2023年には60万以上のトークンがローンチされており、リソース獲得競争は激化の一途を辿っています。

Kanade氏は仮想通貨プロジェクトが成功するためにはトークン設計をシンプル化し、製品ビジョンを明確に示すことが重要だと提言。さらに、そのビジョンがトークン保有者にどのような利益をもたらすのかを明確に提示する必要性を強調しました。

同氏は初期投資家に割り当てられるロックアップされたトークンの量についても言及しており、これらは少なくするべきだと主張し、ロック解除時の大量売却リスクを軽減する重要性を訴えました。

ミームコインは通常、最初から全流通供給量がロック解除されているという点で多くのプロジェクトとは異なるアプローチを取っています。Kanade氏はこのミームコインのような「ハイフロート」モデルを参考にトークン設計を見直すべきだと提案しています。


仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)では現在、80種類以上のミームコインの現物取引に対応しています。

さらに、ドージコイン ($DOGE) や柴犬コイン ($SHIB) など7種類のミームコインでは最大75倍のレバレッジ取引(先物取引)も行えます。

Bitgetの公式サイト

現在、Bitgetでは口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座開設してトレードをしてみましょう。

Bitgetの公式サイトはこちら

記事ソース:WuBlockchain Podcast


免責事項
・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。
・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)

The post ミームコイン専門家が語る今後の市場動向 appeared first on CRYPTO TIMES

配信元: Crypto Times

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW24/12/03 (火) 23:43

韓国の暗号通貨市場が戒厳令発令により急落、BTCは一時66500ドルまで下がり、韓国取引所ではシステム障害も発生

2024年12月、韓国の暗号通貨取引所で急激な市場の下落が発生し、ビットコインは最低66,500ドル、XRPは1.16ドルまで落ち込みました。今回の急落は、韓国の尹錫悦大統領が戒厳令を発表したことと関連している可能性が[...

NEW24/12/03 (火) 20:05

仮想通貨リップル、過去1ヶ月で4倍の上昇|投資信託商品の開始や現物型ETF申請も

仮想通貨リップル/$XRPが直近30日間で約4倍の価格上昇を見せており、時価総額ランキングでは3位を維持し市場で大きな注目を集めています。この躍進と同時期には、XRPLedgerのベースリザーブ要件の大幅な引き下げ、[&...

NEW24/12/03 (火) 17:08

マイニング大手MARA、ビットコイン購入を計画|数億ドル規模の転換社債発行で

ビットコインマイニング大手MARAHoldingsは、合計8.05億ドル(約1,200億円)分の転換社債を発行する計画を発表しました。調達した資金のうち、最大5000万ドルは既存の2026年満期の転換社債の買戻しに充て[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW24/12/03 (火) 09:01

2024年12月3日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

12月3日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはHedera Hashgraph、下落率トップのはSolanaでした。なお、過去7日間において、 Hedera Hashgraph が +123.76%と大きく上昇。

NEW24/12/02 (月) 18:00

暗号資産マイニングの騒音問題、究極は裁判沙汰に

仮想通貨(暗号資産)のマイニングではハイスペックマシンを稼働させる必要があり、電力消費と騒音問題がよく取り沙汰されます。 今回はそのうち、騒音問題に関する話題をお届けしたいと思います。

NEW24/12/02 (月) 14:40

XRPが円建て史上最高値更新!ビットコイン、10万ドル突破はいつ?

週末のBTC相場は底堅い展開。感謝祭米休日だった木曜日から金曜日にかけて9万4000ドル(約1430万円)台で下げ渋ると、土曜日にかけて9万8000ドル台(約1490万円)に上伸。9万9000ドル(約1505万円)手前で跳ね返されると、週末は9万7000ドル(約1475万円)を挟んでのもみ合い推移に終始、今朝方は9万8000ドル台に回復した。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能