
米国の現物ビットコインETF(上場投資信託)への資金流入が継続しています。先週(2025年5月2日終了週)の純流入額は合計で18.1億ドルとなり、これで3週連続の資金純流入となりました。
先週の純流入額は、その前の週の30.6億ドルからはペースが鈍化したものの、安定した資金流入が続いていることを示しています。これにより、2025年1月の取引開始からの累計純流入額は402.4億ドルに達し、2月中旬以来の高い水準となっています。
機関投資家からの関心も高まっているようです。先週金曜日には、米国の名門私立大学であるブラウン大学が、SECへの提出書類の中で、ブラックロック社が運用する現物ビットコインETF「IBIT」の株式を約500万ドル相当保有していることを明らかにしました。
特に、このブラックロック社のIBITは現在、純資産額で最大の現物ビットコインETFとなっており、市場全体の資金流入を牽引しています。先週金曜日にも6億7000万ドルを超える純流入を記録しました。
現物ビットコインETFへの資金流入の継続と、大学基金のような新たな投資家の参入は、市場の関心の高まりを示唆しており、今後のビットコイン価格や市場全体の動向にどのような影響を与えるか注目されます。
情報ソース:SoSoValue
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