マルタで開催されたブロックチェーンサミットで、マルタ政府は『国家AI戦略』の策定を開発するためのタスクフォースを組織したと発表したことがコインテレグラフより伝えられた。
マルタ政府は先進技術を積極的に国策として後押ししている。ブロックチェーンに寛容な規制が一定の成功を収めており、『ブロックチェーン島』として世界各国からブロックチェーン企業がマルタで開業している。10月末には仮想通貨取引所のビットトレックスがマルタに拠点を移して新しいプラットフォームを立ち上げることを発表したばかりだ。
Silvio Schembri金融サービス大臣はこの国家AI戦略を通じて、世界のトップ10国家に名を連ねたいと意欲を見せている。
すでに国家AI戦略のウェブサイト『Malta.ai』を公開している。このウェブサイトはブロックチェーン島計画を主導したデジタルイノベーション局が監視・監督している。Malta.aiは分散型AIマーケットプレイスを運営するSingularityNETと協力したパイロットプロジェクトという位置付けとなる。
SingularityNETは世界的に注目を集めるロボット『Sophia』を開発した香港のロボティクス企業Hanson Roboticsと協力しており、時価総額3300万ドル相当のAGIトークンを調達していることでも有名なテック企業。
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