スイスのブロックチェーン企業SIRIN LABS(シリンラボ)がFoxconn International Holding(鴻海精密工業子会社)と連携して開発したブロックチェーンスマホ『FINNEY(フィニー)』を発売開始した。
ほぼ当初の予想通りのロードマップ進行
4月に日経新聞が報じた内容では10月中に発売される見込みだったが、11月に後ろ倒しとなった。また、同記事で端末の価格は1000ドルと予想されていたが、ほぼ予想通りの999ドルでの販売となる。
メッシ氏を起用したCMを公開
SIRIN LABSはフィニーの発売にあわせて、ブランドアンバサダーを務めるリオネル・メッシ氏を起用したCMも公開している。
ウェブサイトで購入可能 今後はリアル店舗展開も
フィニーはSIRIN LABSのウェブサイトから購入可能。まずはSRNトークンの保有者限定で注文を受け付ける。
今後は東京とロンドンに最初の旗艦店をオープンする予定で、ロンドン店ではブロックチェーン技術の理解促進を目的としたコミュニティの運営も開始する。
SIRIN LABSとフィニーの概要
ICOで1億5780万ドル調達
SIRIN LABSは2017年12月にフィニーのプロジェクトの資金調達のため独自通貨SRNを発行し、ICOで1億5780万ドルを集めた。
この金額は2017年で4番目に大きい調達額となっている。
コールドウォレットを内蔵したフィニー
フィニーは高いセキュリティが特徴のスマートフォン。コールドウォレットを内臓しており、安全な仮想通貨の保存とユーザービリティの両立を目指している。
OSはAndroidをベースとした独自OSの『SIRIN OS』を採用している。
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