ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

世界規模の投資仲介プラットフォームeToro、仮想通貨取引所を開設【フィスコ・ビットコインニュース】

2019/04/17 14:31
FISCO

世界最大規模のソーシャルトレード投資プラットフォームeToroが仮想通貨を含めたトークンベースの取引所「eToroX」を開設し、仮想通貨とステーブルコインの取扱いを開始した。6種類の仮想通貨(BTC、BCH、ETH、XRP、LTC、DASH)は法定通貨建て37ペア(例:BTC/USD、XRP/GBP)を提供する。

eToroXではこれまでの仮想通貨取引所の枠組みから一歩踏み出し、トークン化された法定通貨やコモディティと仮想通貨の取引を行えるプラットフォームを構築していくという。

なおトークン化された商品のペアに必要な法定通貨建取引を前提として、eToroは新たにトークンの発行も手がける。主にステーブルと呼ばれる裏付け資産に基づく仮想通貨の発行を行い、米ドル(USDEX)やEuro(EURX)だけでなく、日本円に関連する通貨「JPYX」も発行、全8種類のフィアットに基づくステーブルコインが公開された。

eToroXのマネージングディレクター Doron Rosenblum氏によると、取り扱う銘柄の種類を今後数週間に渡って増やすと同時に、他の仮想通貨取引所にもステーブルコインの上場を奨励。これまでの仮想通貨取引所とは異なり、複数のフィアットやステーブルを中心とした取引所を作っていく意向を示した。

ステーブルコインを取りまく環境はにわかに活発化している。直近ではカナダの仮想通貨取引所Coinsquareがカナダドル建てのステーブルコイン発行を発表したほか、Facebookが開発を検討しているという噂の「FB Coin」への投資をめぐり、幹部とビリオネアVC投資家のTim Drape氏の間でもたれる可能性が報じられた。今後のトークンモデルを踏まえたビジネス化の流れが加速している。

CEO「資産の最大の移転」を予言
eToroX の開設にあたり、CEO兼共同設立者であるYoni Assia氏は次のように述べた。
『eToroが投資家のために伝統的な市場を開拓したように、トークン化された世界でも同じことがしたい。 […]ブロックチェーンはトークン化を通し、最終的には伝統的な金融サービスを「食って」しまうだろう。』

また、金融サービスがブロックチェーンに移行するにつれ、「資産の最大の移転」が起こると予想しており、「アート、財産、そして知的財産さえも含むすべての伝統的資産クラスのトークン化が最終的に行われる」と今後のトークン社会の展望を付け加えた。

Crunchbaseのデータによると、イスラエルを拠点とするeToroは2007年の設立以来、総額2.2億ドル(約246億 3228万円)もの資金調達に成功しており、欧州、オーストラリア、南アフリカに続いて、今年3月には米国進出を果たした。

世界最大規模のソーシャルトレード投資プラットフォームとしての地位を確立しており、投資家が法定通貨を預け入れ、株式やコモディティといった伝統的な資産や仮想通貨と取引できる、唯一の完全に規制を受けた仲介サービスを提供している。

仮想通貨分野では売買プラットフォームとウォレットサービスを介し、32州および地域において13種類の主要仮想通貨銘柄の取引を提供。来年の第1四半期にはマルチアセット取引の開始を予定している。

ジブラルタル金融委員会(GFSC)からDLTライセンス取得
仮想取引所開設にあたり、eToroは昨年12月にジブラルタル金融委員会(GFSC)から分散型台帳技術(DLT) ライセンスを取得した。

このライセンスはイノベーションを促進する一方でDLTのユーザーを保護することを目的とした9つの規制原則に基づいて発行される。原則には、マネーロンダリングやテロ資金調達などの金融犯罪のリスク防止・検出・開示、適切な財源および非財源を維持するためのシステムの整備などが含まれているという。

マネジングディレクターであるDoron Rosenblum氏はライセンスについて、ブロックチェーン技術の普及に強力な規制システムが必須である点を強調した。

「ブロックチェーンは規制当局に独自の課題をもたらすだろうが、他の金融市場と同じ基本原則を適用することによって、ユーザーを保護し、新しいアイデアを生みだせる」

(記事提供:コインポスト)
CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情
報メディアサイトです。国内外の情報を迅速に捉え、考察も含めたオリジナル記事を配信しています。

<SI>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/08/23 (土) 07:30

イーサリアムはすぐに10,000ドルへ?著名投資家の強気予想

仮想通貨イーサリアム(ETH)の価格が直近24時間で約14%の価格高騰を見せ、過去最高値を一時突破しました。FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長は8月22日、ジャクソンホール会議での講演で雇用への下振れリスクの[&#...

NEW25/08/23 (土) 07:30

イーサリアム (ETH) 、約4年ぶりに史上最高値更新|利下げ期待で強気ムード

暗号資産イーサリアム(ETH)が日本時間8月23日午前6時頃、2021年11月10日に記録した*4,868ドルの史上最高値(*Binance参照)を約4年ぶりに更新しました。今回の価格更新の背景には米連邦準備制度理事会(...

NEW25/08/23 (土) 06:30

【速報】ジャクソンホール会合:パウエル議長が利下げ示唆、 $ETH は1時間で+6.5%の上昇

9月の政策転換に向け地ならし、雇用リスクの増大を強調米ワイオミング州ジャクソンホールで開催中の連邦準備制度理事会(FRB)年次経済シンポジウムで、ジェローム・パウエルFRB議長が8/2223:00から基調講演を行い、[&...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/08/24 (日) 09:01

2025年8月24日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

8月24日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはQtum、下落率トップのはTezosでした。なお、過去7日間において、 OKEx が +82.18%と大きく上昇。

25/08/23 (土) 09:01

2025年8月23日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

8月23日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはEthereum Classic、下落率トップのはOKExでした。なお、過去7日間において、 OKEx が +114.14%と大きく上昇。

25/08/22 (金) 09:01

2025年8月22日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

8月22日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはOKEx、下落率トップのはChainLinkでした。なお、過去7日間において、 OKEx が +139.83%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

関連通貨

通貨名 価格 24H変動比
BCH/BTC 0.00522 +0.00010 (2.01%)
BCH/JPY 85,973 -636 (-0.73%)
ETH/BTC 0.04224 +0.00097 (2.35%)
ETH/JPY 696,093 -2,159 (-0.31%)
ETH/USDT 4,735.73 -16.21 (-0.34%)
XRP/BTC 0.00003 +0.00000 (1.98%)
XRP/JPY 441.740 -3.349 (-0.75%)
XRP/USDT 3.009 -0.021 (-0.69%)
LTC/BTC 0.00106 +0.00001 (1.24%)
LTC/JPY 17,535.0 -247.0 (-1.39%)
LTC/USDT 119.370 -1.700 (-1.40%)

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能