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04月20日 04:15

超絶マッハ上昇波へGO! 年内勝負の「高速回転」10銘柄 <株探トップ特集>

―保育・介護、仮想通貨、EV、トヨタ、人材など旬なテーマで株高へ点火!―

 惚れ惚れとするような右肩上がりの上昇トレンドを構築する米国株市場。前日(18日)も米税制改革法案が週内にも上下両院で成立する見通しとなったことを受け、NYダウ をはじめとする主要3指数が揃って最高値更新基調を継続するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 この光景が、企業のファンダメンタルズの良さでは決して見劣りしない東京株式市場の相対的な出遅れ感を浮き彫りにしている。日経平均株価に目をやれば、アベノミクス相場で復活を果たしたとはいっても、1989年の年末につけた3万8915円の最高値からは依然として40%も下値に位置している。1989年末当時の米国株市場ではNYダウが2700ドル前後だった。それが今や2万5000ドルに手が届く位置にいる。約30年の歳月はNYダウを9倍以上に持ち上げた。もはや東京市場の水準訂正余地の大きさは、理屈ではなく肌で感じるレベル、そのくらい出遅れているといってもよい。

●東京市場の地殻変動が材料株の総蜂起へと発展

 その大局観に基づけば、今の東京市場は宝の山だ。特に値動きの軽い材料・テーマ株に広範囲にわたり投機筋の資金が流入しているが、これは決してマネーゲームと斬って捨てることはできない現象である。東京市場に起こっているデフレ脱却に向けた地殻変動は、主力株の影に隠れていた中小型材料株に対しても、眠りから目覚めさせるかのごとく上値追い活力を与えている。このチャンスを逃す手はない。

 相場的見地に立てば“株を枕に越年”で報われる可能性は高いが、それでは面白くない。強靭な上昇相場は中期で乗っても短期で乗っても“株主”にキャピタルゲインという恩恵を享受する。虎の子で抱える中長期保有銘柄は別として、残りわずかとなった2017年相場が大納会を迎える前に、足の速い材料株でひと回転させたいというのが個人投資家の本音であろう。別掲の10銘柄は、そのニーズに応える公算が大きいものを選出した。年内勝負が可能な高速回転銘柄として花を咲かせる場面を堪能したい。

【サンヨーHは材料性豊富で4ケタ台活躍へ】

 サンヨーホームズ <1420> は目先動意含みとなっているが、PER9倍台PBR0.7倍台の時価は依然として割安感があり、早晩4ケタ大台を地相場とする強調トレンドが想定される。同社は近畿圏を中心にプレハブ住宅やマンション開発を展開、18年3月期営業利益は前期比33%増の20億1000万円を見込む。保育事業を展開していることはポイントで19年4月までに関西圏を中心に保育所運営を20ヵ所と現在の3倍以上に増やす計画にある。介護ロボット分野にも経営資源を注いでおり、材料性は豊富だ。

【京写は自動車電動化で収益機会広がる】

 京写 <6837> [JQ]はプリント配線基板の製造を手掛け、片面板の生産量では世界トップ。需要先では自動車向けが強く、コネクテッドカーや電動車の普及に向けたエレクトロニクス化の進展は追い風が強い。海外では中国やインドネシアでLED照明向けなどが収益に貢献している。本業のもうけを示す営業利益は17年3月期に35%増益を達成、18年3月期も21%増益を見込む。

【業績上振れ期待大で天井も高いNaITO】

 NaITO <7624> [JQ]は切削・機械工具などの専門商社で、旺盛な企業の設備投資需要を背景に金属加工用工具などが好調に推移して18年2月期は業績回復色を強める見通し。営業利益6億5000万円(前期比31%増)を計画しているが、足もとの業績好調で大きく上振れする可能性が指摘されている。16年前の01年6月に1500円(修正後株価)の高値をつけた実績がある。同社の親会社は名古屋で創業300年以上の大老舗である岡谷鋼機 <7485> [名証]。親会社の業績好調もフォローの風となっている。

【都築電気は麻生関連で大相場の素地あり】

 都築電気 <8157> [東証2]の4ケタ大台手前の水準は25日移動平均線をサポートラインに売り物がこなれており、仕込み場となっている可能性が高い。通信と情報システムを主力とするが、量子コンピューターの研究開発で業界を先駆する富士通系で、今後のビジネス展開に思惑がある。また、大株主の麻生が第三者割当の自己株処分に絡み筆頭株主に浮上しており、今年11月に株価を大化けさせた麻生フオームクリート <1730> [JQ]の連想も働く。

【REMIXは仮想通貨関連で再動意前夜】

 リミックスポイント <3825> [東証2]は仮想通貨関連としてマーケットで認知されているが、時価は6月につけた高値1820円から64%の大幅調整を入れており、値ごろ感十分だ。同社傘下のビットポイントジャパンがビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を扱う取引所を運営しており、ビットコインの価格急騰は追い風材料となっている。また、ビットコインの先物取引が日本時間18日午前にCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で開始されたことで改めて株価が動意づくタイミングを迎えている。

【低位株の魅力内包する川崎化に上値思惑】

 低位株の物色人気は相変わらず旺盛だ。100株取引への統一と同時進行で行われている株式併合により、かつての低位株が次々と姿を消している。そのなか200円台前半の川崎化成工業 <4117> [東証2]は制限値幅が80円で最大変動率が36%と高く、値がさ株にはない魅力を内包している。エア・ウォーター系列の化学品メーカーで市況上昇の恩恵を受けている。ウレタン樹脂原料のマキシモールが好調で業績に寄与、18年3月期営業利益は前期比7.6倍の3億4000万円を計画。3Dプリンター向け次世代光増感材の開発でも注目されている。

【アイティフォーはフィンテック需要が追い風】

 アイティフォー <4743> は独立系のソフト開発会社で、金融機関向け延滞債権管理システムなどに実績が高い。融資審査システムの新商品が好調なほか、人工知能(AI)を使ったコールセンター向け業務支援システムなども利益に貢献している。金融業界はフィンテックなど新サービス提供へのニーズに応える必要に迫られており、同社の収益環境には追い風が吹く。18年3月期は営業利益段階で前期比34%増の17億円を見込む。

【トリニ工はトヨタグループの恩恵に期待】

 トリニティ工業 <6382> [東証2]は11月末に自社株買いの発表を材料にマドを開けて買われ、12月1日には10年ぶりとなる4ケタ大台回復を果たしたが、その後は調整局面にある。現在のEV関連相場の先導役は紛れもなくトヨタ自動車 <7203> だが、塗装設備の大手で高級車向け自動車部品も手掛けるトリニ工は、そのトヨタグループに属していることで注目度が高い。株価指標面でもPER9倍台、PBR0.6倍台は超割安で、3%近い配当利回りも考慮して見直し余地十分といえる。

【サンコールは三角もち合い煮詰まり好機到来】

 サンコール <5985> は700円近辺で三角もち合いが煮詰まっており絶好の仕込み場面にみえる。同社もトリニ工同様にトヨタ関連の一角として妙味がある。自動車用精密ばねを製造するが、トヨタグループやホンダグループを取引先としている。金属加工技術を応用した電池用部品の開発などEVシフトの動きにもしっかりと対応している。高い技術力を生かし、歩行支援ロボットなどにも展開するなど手掛かり材料が多い。株価指標面も割安だ。

【技術者派遣でエスユーエスは人材関連エースに】

 エスユーエス <6554> [東証M]は人材サービスで技術者派遣 を主力に手掛け、大幅増収増益トレンドに乗っている。今年マザーズに上場したばかりの銘柄だが、株価は公開価格の2.2倍の4970円で初値をつけた後は売り物に押され、下値を探る動きを強いられた。しかし、目先売りは一巡した感がある。技術者派遣に対する企業の需要は旺盛で同事業は今後も20%前後の利益成長が継続するとの見方が強い。また、AIマッチング採用管理ツール「SUZAKU」は高利益率商品で成長エンジンを担う。

◇超絶マッハ上昇波! 年内勝負の「高速回転」10銘柄◇

銘柄 <コード>         急騰性    中期的上値余地
サンヨーH <1420>       ☆☆☆☆☆  ◆◆◆
リミックス <3825> [東証2]  ☆☆☆☆☆  ◆◆
川崎化 <4117> [東証2]    ☆☆☆    ◆◆◆
ITFOR <4743>       ☆☆☆    ◆◆◆◆
サンコール <5985>       ☆☆☆    ◆◆◆

トリニ工 <6382> [東証2]   ☆☆☆☆   ◆◆◆◆
エスユーエス <6554> [東証M] ☆☆☆    ◆◆◆
京写 <6837> [JQ]      ☆☆☆☆   ◆◆◆◆
NaITO <7624> [JQ]   ☆☆☆☆   ◆◆◆◆
都築電 <8157> [東証2]    ☆☆☆    ◆◆◆◆◆

※急騰性は☆が多いほど強く、中期的上値余地は◇が多いほど大きい。

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