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仮想通貨アイゼンコイン(XAZ)とは? 特徴と詐欺と言われる理由について解説

2019/09/17 18:30
Cripcy

2019年3月31日に上場し、一時的に騒がれたアイゼンコイン(XAZ)。
この仮想通貨がどのようなものなのか、その特徴と共に解説していきます。

アイゼンプロジェクトとは?

アイゼンコインについて見ていく前にこのコインを作製した団体に注目してみます。

アイゼンプロジェクトとは、「(AI)」と「(ZEN)」をテーマに発展途上国においてブロックチェーン技術を使った新しい金融システムを構築することを目的としたプロジェクトです。

またこのプロジェクトでは、ブロックチェーン技術を利用した新しいオンラインカジノを提供し、付加価値ビジネスを促進する企業と手を結ぶと発表しています。

このオンラインカジノは2019年2月4日からイーサリアムのスマートコントラクト機能を利用したCRYPTO JUMBLEとしてリリースされました。

CRYPTO JUMBLEは世界初のイーサリアムのスマートコントラクト機能を利用した宝くじ事業として2017年に発表され、今年リリースに至りました。

不正疑惑が絶えない宝くじ業界の中で、ブロックチェーン技術を用いることで全ての取引が公開され、改ざんや不正ができない透明性の高い宝くじサービスを提供することが目的です。

この事業はアイゼンプロジェクトの提携先となっており、イーサリアムで購入された宝くじの収益が、アイゼンコインに両替され運営側から買い注文として市場に投入されます。

これによりアイゼンコインの価格を下支え、時価総額を上げます。

イーサリアムの特徴やスマートコントラクトに関しては以下の記事をご覧ください。

【関連記事】

アイゼンコイン(XAZ)とは?

本題のアイゼンコイン(XAZ)について見ていきます。

アイゼンコインとは、イーサリアムをベースにして作製されたトークンです。

以下にアイゼンコインの概要をまとめてみます。

アイゼンコイン(XAZ)の概要

トークン名 AIZEN
シンボル名 XAZ
仕様 ERC223 / ERC20
開始時間 2017年11月
総発行枚数 500億枚
初期セール発行枚数 200億枚

 

上の表で「仕様」にあるERC223は誤送金のリスク防止やガス価格(送金手数料)が安いといった特徴があります。これは他のイーサリアムベースのトークンで利用されるERC20よりも優れているとされています。

アイゼンコイン(XAZ)の上場

そして2019年3月31日には分散型取引所HB DEXへ上場をしました。

分散型取引所(DEX)はbitFlyerやBitMEXといった中央集権的な仮想通貨取引所とは異なり、ブロックチェーン上に存在する取引所です。

分散型取引所の詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

【関連記事】

アイゼンコイン(XAZ)の購入方法

アイゼンコイン(XAZ)は上述した通り分散型取引所HB DEXに上場しました。したがって購入する場合にはこのHB DEXにアカウント登録をし、HB DEX上で売買することができます。

HB DEXはIOS/Androidアプリ、そしてMAC/Windowsソフトウェアの計4種類があるため、どの端末からでも利用することができます。また全てのソフトウェアで日本語対応しているため、使いやすいです。

HB DEXでのトークン情報は以下のようになります。

コントラクトアドレス 0xab22fd25ddbbb9c3d2c2ced0fd20e3f2bbb932bc
シンボル名 XAZ
小数点以下桁数 2

アイゼンコイン(XAZ)は詐欺コイン?

ここまでご紹介してきたアイゼンコイン(XAZ)ですが、上場前より「詐欺なのではないか?」と噂されています。

いわゆる「詐欺コイン」ではないかと言われているのです。

アイゼンコイン(XAZ)が詐欺コインであると疑われる理由は以下のようなものがあります。

・完全紹介制で行なわれたプリセール
・技術的説明が一切無い公式ホワイトペーパー
・代表が前科者であるという疑惑

完全紹介制で行なわれたプリセール

アイゼンコイン(XAZ)は上場前のICOでプリセールを2017年11月27日~2019年3月の間で計4回行ないました。

その全4回で完全紹介制でのトークン購入が行なわれていました。

完全紹介制ではアイゼンプロジェクトのセミナー等に参加した人だけが購入できます。参加していない人はセミナー参加者から紹介してもらってそのあと購入します。

そして紹介者は新規参加者を紹介したとしてアイゼンコインの一部を収益としてもらいます。

このようにしてプリセールが行なわれる度に支持者を増やし続けて、2019年3月に上場に至りました。

しかしこのような構図をどこかで見聞きしたことはありませんか。

ねずみ講です。アイゼンコイン(XAZ)はねずみ講的なネットワークビジネスにより支持者を増やしていたのです。

現在、紹介制で行なわれるICOやマイニングプールへの投資は9割以上が詐欺であるといわれています。

過去の事例で代表的なものがD9クラブやクローバーコインです。

したがってこれまでの詐欺コインと同様にアイゼンコイン(XAZ)も詐欺なのではないかと言われているのです。

技術的説明が一切無いホワイトペーパー

通常、仮想通貨を発行し配布する団体がICOにより資金調達を行う際に、そのプロジェクトの内容を詳細に説明したホワイトペーパー(白書)を発行し、投資家に対してトークンの販促をします。

一般的にこのホワイトペーパーには、ICOにより解決したい課題や必要性、ロードマップや開発体制、使用技術などが事細かくまとめられており、PDFデータとして配布されます。

しかし、アイゼンコイン(XAZ)のホワイトペーパーには基本理念、市場規模、解決課題そしてトークンの概要と団体のメンバーしか記述されていません。

通常、技術説明はホワイトペーパー上では投資家が理解しやすいように図で説明されていて、その詳細はソースコード管理サービスgithubにまとめられます。

ホワイトペーパー上に技術説明が一切無いアイゼンコイン(XAZ)は当然githubにも公開しておらず、どのような技術を使用しているのかが全く分かりません。

つまりブロックチェーンを利用した安全なコインであることを明言したとしても、実際の仕組みは知ることができないのです。

したがってこれも詐欺であると疑われる要因の1つです。

代表が前科者であるという疑惑

最後の要因は団体の代表者Yu Onoderaが、投資詐欺グループ「ブルーハウス」の小野寺悠氏と同一人物ではないのかという疑惑があるためです。

アイゼンコイン(XAZ)公式サイトには創始者として「Yu Onodera」と書かれています。

ネット上の多くの情報サイトではこのYu Onoderaがミャンマーで投資詐欺を行なうブルーハウスの小野寺悠と同名であることから同一人物であると断定しています。

そして投資詐欺をしている人物が立ち上げたアイゼンコイン(XAZ)は同じく詐欺商品であると結びつけています。

偶然同姓同名である可能性も考えられますが、不可解な点が多い通貨であるため本当に詐欺なのでは、と考える人が多いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はアイゼンコインについて解説しました。

詐欺なのではと疑う人も多いですが、
公式ホワイトペーパーにある通りの新しい金融システムを構築するようなプロジェクトであってほしいですね。

参考サイト:
”https://aizenholdings.io/”

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配信元: CRIPCY

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