
メタマスク(MetaMask)は、最近指摘された原因不明の資金流出について「MetaMask固有のエクスプロイトではない」と否定しました。
Recent reporting on @tayvano_’s thread has incorrectly claimed that a massive wallet draining operation is a result of a MetaMask exploit.
This is incorrect. This is not a MetaMask-specific exploit. https://t.co/MiJ3QgslMy
— MetaMask 🦊💙 (@MetaMask) April 18, 2023
Twitter上で指摘された内容によると、昨年12月以来、5000 ETH以上がMetaMaskから流出。
資金流出は初心者を対象としたフィッシングサイトや無作為な詐欺ではなく、早い時期から市場に参入していた熟練のユーザーのウォレットから資金が引き抜かれているとされています。
また、攻撃対象の共通点として、2014年から2022年にかけてキーを作成されたウォレットや、多くの作業を行っている”クリプトネイティブ”なウォレットが多いと指摘されています。
Afaik, no one has determined the source of their compromise.
Multiple devices have been forensic’d. Nothing.
The only known commonalities are:
– Keys were created btwn 2014-2022
– Folks are those who are more crypto native than most (e.g. multiple addresses, work in space, etc)— Tay 💖 (@tayvano_) April 18, 2023
MetaMaskは、”5000 ETH以上がMetaMaskからハッキングされた”という主張を否定。データは5000 ETHが複数のアドレスから盗まれたことのみを示しているとし、現在は同社のセキュリティチームや関係者と協力して調査を進めていることを明かしました。
先日、バグバウンティプラットフォームImmunefiが公開した報告によると、2023年第1四半期仮想通貨市場での合計損失額は4.37億ドルとなり、多くがDeFiのハッキング被害によるものであることが明らかとなっています。
市場の成長と共に様々なプロダクトが誕生する中、ユーザーは仮想通貨や関連プロジェクトの取り扱いに注意が必要です。
2023年第1四半期の合計損失額は4.37億ドル、Immunefiが報告
記事ソース:Twitter
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