ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

「1500億~2000億ドルが流入する可能性」元ブラックロック取締役が仮想通貨ETFの影響を予測

2023/10/05 16:50
Crypto Times

ビットコインETFの承認をめぐり、有識者によるさまざまな見解が各地で示されています。

世界最大手の資産運用企業ブラックロックの元マネージング・ディレクターのスティーブン・シェーンフィールド氏は、SEC(米国証券取引委員会)による現物型ビットコインETFの承認は、3ヶ月から6ヶ月かかると予測しました。

昨日、英ロンドンで開催されたカンファレンスに登場したシェーンフィールド氏は「2週間前であれば9~12ヶ月かかると言っていた」とコメント。しかし、先日SECがビットコインETFに関するパブリックコメントを求めたことなどから、SECによる承認時期の予想を早めたとしています。

また、同氏はSECがグレイスケールとの裁判で敗訴した事例も重要な指標であると指摘。SECの敗訴により、同機関はGBTCのETF変換を許可しなければいけなくなる可能性が高くなるとし、GBTCのサイズが200億ドルを超える点にも留意しておくべきだとコメントしました。

「風呂の水の中で赤ん坊を殺せ」

トークセッションでは、複数の企業が申請中の現物型ビットコインETFが同時に承認される可能性について言及されました。

シェーンフィールド氏と同じく元ブラックロックで13年のキャリアを持つジャコビ・アセット・マネジメント現CEOのマーティン・ベドナル氏は「SECは特定の誰にも先行者利益を与えたくないと思っているものの、ブラックロックが今回の競争に参加しており、彼らは主要なETFとしての地位を確立するために全力を尽くす可能性が高い」と推測。

*バンガードが以前ヨーロッパでETFを立ち上げたとき、ブラックロック内部ではバンガードがAUM(運用資産残高)を全く集められないようにすることを意味する「”kill the baby in the bathwater(風呂の水の中で赤ん坊を殺せ)」というコメントがあったことを明かしました。*バンガード = 1975年に米ペンシルバニア州で創業された世界最大級の資産運用会社

ベドナル氏は、今回のビットコインETFにおいても、ブラックロックは同様のアプローチを採用すると予測しました。

一方、上記の意見とは反対の見方を示したのはシェーンフィールド氏。

同氏は、ブラックロックが競争を支配しようとするものの、多くの企業が取引可能なデジタル資産に深くコミットしており、ブラックロックよりもクリプトエコシステムに近い企業が多くあることを指摘しました。また、ブラックロックは、ヨーロッパでバンガードを超えられなかった点等も考慮し、多くの競合が同時に市場に参入することで、AUMが均等に分散される可能性が高いとしました。

「1500億ドルから2000億ドルの資金が流入する」

シェーンフィールド氏は直近のビットコインETFをめぐる動きや、承認された場合のインパクトについて下記のコメントを残しています。

“「15年以上ETF分野で働いてきましたが、製品のローンチや承認をめぐるこれほどの期待を見たことはありません。私は現在のビットコイン製品のAUMの2倍から3倍になる可能性があると考えています。

2004年にゴールドETFがローンチされたときの統計を使用して推定すると、ビットコインおよびイーサリアムの現物型ETFにそれに近いもの(ゴールドETF)が発生する場合、これらの製品に1500億から2000億の資金が流入する可能性があります。」”

先日、SECは、ARK Invest、21 Shares、GlobalX、BlackRock、Invesco、Valkyrie、Bitwiseの7社が申請中のビットコインETFへの承認判断の期限を延期することを発表。

今年8月末にビットコイン投資信託「GBTC」のビットコインETFへの転換をめぐる裁判でSECに勝訴したグレースケール社CEOマイケル・ソンネンシャイン氏は、ビットコインETFに関して「複数の現物、先物型の商品が存在する世界を以前から想定してきた」とコメントしています。

記事ソース:Youtube

The post 「1500億~2000億ドルが流入する可能性」元ブラックロック取締役が仮想通貨ETFの影響を予測 appeared first on CRYPTO TIMES

配信元: Crypto Times

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/03/05 (水) 14:03

GoPlus Securityの独自トークンGPSがBinance上場、高い出来高を記録

暗号資産取引所Binanceは、第11回HODLerエアドロッププログラムの対象プロジェクトとしてGoPlusSecurity(GPS)を選出し、同社トークンであるGPSを3月4日に上場しました。今回のHODLerプロ[...

NEW25/03/05 (水) 13:57

ヴィタリック氏支援のL2「MegaETH」、パブリックテストネットを3月6日より開始へ

イーサリアムの新たなレイヤー2スケーリングソリューションとして注目されているMegaETHは、3月6日から段階的にパブリックテストネットを開始すると発表しました。It’stestnetweek.Here’swh[&#82...

NEW25/03/05 (水) 13:52

SEC暗号資産タスクフォース、初の公開討議を3月21日に開催

米国証券取引委員会(SEC)の「暗号資産タスクフォース」は3月21日、初回となる公開ラウンドテーブルをワシントンD.C.のSEC本部で開催する予定です。これは「暗号資産規制の明確化に向けた春の短期集中プログラム(Spr[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/03/05 (水) 09:01

2025年3月5日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

3月5日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはAave、下落率トップのはLitecoinでした。なお、過去7日間において、 Cardano が +38.09%と大きく上昇。

25/03/04 (火) 09:01

2025年3月4日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

3月4日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはCardanoでした。なお、過去7日間において、 Cardano が +24.29%と大きく上昇。

25/03/03 (月) 14:00

ビットコイン、急反発!ETH・XRP・SOL・ADAも戦略備蓄入りか!

週末のBTC相場は反発。金曜日に7.8万ドル(約1170万円)台で切り返すと土曜日に8.6万ドル(約1290万円)台まで急反発。更に今朝未明に急騰、9.5万ドル(約1425万円)にワンタッチした。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能