CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『2023年11月度版 DeFiマーケットレポート』を公開しました。
今回のマンリーレポート及び過去配信の140本以上のレポートは、CT Analysisのホームページ(https://ct-analysis.io/)よりご覧いただけます。
会員登録することでいつでも、過去のレポートを読むことができるので下記のウェブサイトよりアクセスください。2023年4月よりCT Analysisのレポートはサブスクリプションプランになりました。
『CT Analysis』が提供する『2023年11月 DeFi市場レポート』に関して
CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。
データを中心とした定点観測、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。
マーケット概観と定点データ
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BTCの市場は月初に34,100ドル付近で安値、月末にかけてジワジワと上昇し、29日に38,400ドル付近の高値をつけています。先月のTelegraphの報道のような急激な上昇は起こりませんでした。
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半ばに、BinanceがDOJ(米国司法省)によるテロ資金供与等の件で40億ドルの支払いで和解とBloombergが報道、ほぼ同時期にCZ氏がCEOを退任し新体制へと移行することが発表され、BNBが乱高下する形となりました。
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経営体制が大きく変わることで、市場への影響が懸念されますが、ニュースを要因としたBNBおよび周辺エコシステムへの影響は限定的でした。
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ドミナンスはやや低下となり、BTCのレンジ相場でアルトコインに資金が流入する展開となりました。ステーブルコインもTetherが50億ドルほど時価総額を伸ばし、相場を牽引しています。
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主要なDeFi関連銘柄で構成されるインデックスであるDeFi Pulse Indexも30%を超える上昇幅となり、久々に小型のアルトコインが主要銘柄をアウトパフォームする形となりました。
デリバティブ取引高
dYdXが、独自チェーン(v4)への移行をパブリックベータから正式なリリースとして公開しました。半年間かけて$20M相当のDYDXトークンによるインセンティブを付与する予定となっており、これを背景として取引高は、過去1年の中でも非常に高い水準へと回帰しています。
GMXはv2への移行後、Arbitrum FoundationによるARBインセンティブを獲得、助成金受け取りプロジェクトの中で最も多くのARBを獲得しており、半数以上がv2での取引インセンティブに利用されるとしています。
大規模なインセンティブが投下される無期限先物DEXの領域で、インセンティブを通じて価値の高いユーザーのリテンションを高められるかに注目されます。
CT Analysisについて
2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。
今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。
CT Analysisでは、5年間業界に携わりながら運営してきた知見やデータを活用して一般ユーザーから事業者まで、幅広いデータ・分析需要に応えることを目標として、専門性とわかりやすさを追求したリサーチ・レポートを提供していきます。
また、パートナー企業の強みを生かしたリサーチレポートも提供しており、オンチェーンデータやオフチェーンデータ、クリプト市場に関するセンチメントデータ、ユーザーの予測を機械学習で最適化したデータなどの情報を使ったレポートの配信も予定しています。また、これらは日本だけでなく、世界各国の情報も取り入れたコンテンツの配信を予定しています。
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