急落後も上値重い
昨日のビットコイン(BTC)相場は上値の重い展開。アジア時間の早朝に急落、若干の反発を見せるも戻りは限定的だった。
米中摩擦の緩和やクレイグ・ライト氏の敗訴による売り観測もあり上値を重くしていたBTC相場だが、バックト(Bakkt)の入金開始で上昇するも上値を抑えられると、大きく反落。CMEの期日前のポジション調整やBitMEXでのロングの投げが指摘されたが、1万ドルのオプションのストライクも影響したか。
100万円手前でサポートされると値を戻しかけるも反落、地合いの悪さを印象付けた。
さらに中国の高報道官がトランプ米大統領が先週発表した対中関税の税率引き上げに対する報復措置を直ちに取る考えはないとすると人民元が7.16台から7.14台に値を戻し、BTCも一時100万円を割り込んだ。
しかし、香港当局が31日のデモを不許可とし「緊急状況規則条例」適用を示唆、定期交代と称して装甲車数十台を香港入りさせるなどの強硬姿勢を見せており、底堅く推移している。
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