8月21日に、仮想通貨交換業者ディーカレット(DeCurret)が仮想通貨を電子マネーにチャージできるサービスを開始し、話題になっています。
同時にイーサリアム(ETH)の取り扱いと、レバレッジ取引の開始も発表しました。
ディーカレットといえば、インターネット・イニシアティブ(IIJ)を筆頭に30の大企業が出資しており、資本金は86億2800円(資本準備金43億1400円を含む)と交換業者最大です。
ワールドビジネスサテライトなどのテレビ番組では、仮想通貨の電子マネーチャージが取り上げられ話題になっていますが、筆者が注目したいのはレバレッジ取引の方です。
レバレッジ取引ができる通貨ペアは、5つ(BTC、ETH、XRP、BCH、LTC)で全て対円となっています。
現物口座からレバレッジ取引口座に資金を振り分ければ取引ができ、スマホアプリも9月頃にリリースするそうです。
レバレッジ取引の取引画面はこんな感じ。
複雑なチャート分析はできませんが、シンプルで使いやすいですね。
ところで、みなさん気がつくことはありませんか?
よーく見てみましょう。
そうです。ビットコイン(BTC/JPY)のスプレッドが400円なのです!
これは筆者が知る限り、国内取引所の2way Price方式では一番狭いスプレッドとなっています。
GMOコインとDMM Bitcoinと比べてみましょう。
交換業者 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
DMM Bitcoin | 953 円 | 220 円 | 0.32 円 | - | 98 円 |
GMOコイン | 650 円 | 180 円 | 0.26 円 | 312 円 | 84 円 |
DeCurret | 400 円 | 80円 | 0.12円 | 145 円 | 35 円 |
※2019年8月23日時点
全部ディーカレットが狭い!!
これはトレーダーにとってかなり嬉しい状況です。
業界団体の調査などによると、国内の仮想通貨の取引量の8割ほどはレバレッジ取引となっており、今後も主流になっていくと思われます。
出所:日本仮想通貨交換業協会
その際にトレーダーが気にするのは、やはり取引コストとなるスプレッドです。
これまでGMOコインがビットコインのスプレッドを650円程度で提供していましたが、ディーカレットは400円にまで狭めており、さらに固定スプレッドで配信しているようです。
1BTCを往復で売買すると、ディーカレットの方が300円ほどコストが安くなります。そして、取引を繰り返したりロットが大きかったりすると、この差は非常に大きなものになってきます。
仮想通貨のレバレッジ取引にもコスト競争の時代になってきました。あと1年もすれば、スプレッドはどんどん狭くなっていくでしょう。
レバレッジ取引リリースキャンペーン!
さて、ディーカレットはレバレッジ取引のリリースに際してキャンペーンを始めています。
レバレッジ取引の新規約定の取引高(約定数量×約定レートで算出)が累計100万円以上となると、5000円のプレゼントだそうです。
対象通貨:BTC、ETH、XRP、BCH、LTC(全て対円ペア)
約定区分:新規約定のみ
キャンペーン期間:10月31日(木)まで
プレゼント時期:11月中旬
◇キャンペーンの流れ
記事執筆時点のビットコインはざっと108万円。そしてスプレッドが400円程度ですから、コスト400円で5000円がもらえる計算になります。
価格変動を加味せずにスプレッドだけを見ると、キャンペーンの参加者のリスクはほとんどないように見えます。
これは参加するしかない!!
レバレッジ取引なので、口座に100万円なくても大丈夫ですね。
ほんとにこのスプレッドは魅力的なので、良いと思いますよ。
せっかくの機会ですので、ディーカレットでレバレッジ取引をやってみてください!
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