2017年における仮想通貨はまさにバブルといっていいくらいの急成長を遂げ、その恩恵によって利益を得た人は多くいます。しかしその後、暗号資産の価格は大暴落し、20%以上の暴落を何度か繰り返すなど大きすぎる価格変動に翻弄されて、利益を得るどころか損失を被った人が多くいることも確かです。暗号資産の世界で利益を得ようと考える場合は、先に挙げたような大きすぎる価格変動リスクと付き合っていく必要があります。

そこで今回は、過去に起きた暗号資産の価格暴落の原因と、今後考えられる暴落のリスクについて解説していきます。

過去に起きた暗号資産の暴落の原因

過去に起きた暗号資産の暴落の原因は、次の4つが考えられます。

①各国の規制強化

過去に起こった仮想通貨全体の暴落には、韓国が暗号資産への熱狂的な投機に対して、国内の取引所の閉鎖について発言したことが関係しているといわれています。

また、2018年の1月頃に起こった大暴落については、中国が「中国国内からの国内外の取引所を利用した暗号資産の取引を規制する」という措置を行うことを示唆したことにより、中国が行う暗号資産に対する規制の懸念によってもたらされたといわれています。

以上のことから、各国で規制強化の動きがみられた時に、暗号資産の暴落が起きやすいと考えられます。

②取引所へのハッキング及び閉鎖の影響

取引所へのハッキングや閉鎖も、これが暗号資産の暴落の原因だと断言することはできませんが、ある程度の影響を与えていると考えられます。

例えば、2017年12月にウクライナにある取引所がハッキングされた時に、ビットコインの価格が大きく下落しました。

これは、この時にビットコインが盗まれたと報道されたことが影響したと考えられます。

③有名な投資家や銀行の最高責任者など、有名人の発言の影響

暗号資産の有力者の他に、有名な投資家や銀行の最高責任者の発言などでも市場が影響を受けることがあります。

例えば、銀行持株会社大手のCEOがビットコインは詐欺だと発言した時に、ビットコインの価格が一時的にではありますが下落しました。

また、仮想通貨有力者であるマカフィー氏の発言は影響力が大きく、彼の発言によって暗号資産の価格が高騰することもあれば下落することもあります。

以上のことから、発言が注目されやすい有名人の発言は、市場に一時的な影響をもたらす可能性があります。

④テクニカル的な売りシグナルによる自動売買プログラムの一斉売り

ここまでに暗号資産の暴落の原因を3つ挙げてきましたが、実は、テクニカル的な売りシグナルによって自動売買プログラムが一斉売りを行ったことが、市場にかなりの影響を与えています。

自動売買プログラムを利用している人は思いのほか多く存在しており、一斉売りによってかなりの量の暗号資産が動くことが暗号資産の価格暴落につながると考えられます。

今後考えられる暗号資産の暴落リスク

暗号資産市場は未熟であるため、今後も価格が暴落するなど、乱高下する可能性は十分あると考えられます。

今後考えられる暗号資産の暴落リスクとしては、次のものが挙げられます。

①各国の規制

現在は、暗号資産に対する規制が世界各国で行われ始めています。

そのため、2018年はじめの中国の規制強化に対する懸念によって起こった暴落と同様のことが、今後も起こる可能性があります。

そのため、各国の動きには敏感になっておく必要があります。

②システムの欠陥

イーサリアムは過去に送金エラーが発生したことで送金の行方不明や、送金料だけが掛かったことがあり、このエラーによってイーサリアムの信用が失われてしまい、価格急落を起こしたことがあります。

このことから、システムの欠陥によって保有している暗号資産の暴落が起こり得るので、システム関連の情報もチェックしておいた方が無難です。

③ハッキング

過去に起こった暴落の原因でも挙げたように、取引所へのハッキングによって暗号資産が盗まれると、その影響で暗号資産の暴落が起こる恐れがあります。

取引所も安全対策を進めてはいますが、それでも不安に感じる場合は、保有している暗号資産をウォレットに移動させるなどといった手段があります。

④テクニカル的な売りシグナルによる過剰な売り攻勢

今後も様々な要因から絡み合うことにより、テクニカル的な売りシグナルによって過剰な売り攻勢となる可能性は十分考えられます。

これに対しては、常に市場の動向に網を張っておき、ここぞという時にいち早く行動できるようにしておく必要があるといえます。

乱高下する暗号資産の未来

暗号資産の世界は何が起こるか誰も明確な予想ができないため、今後起こり得る暴落リスクについて不安に思う方もいらっしゃると思います。

しかし正直にいうと、先に挙げた今後考えられる暴落リスクは、今までも起こってきたことです。それらのリスクを乗り越えながら暗号資産市場は成長してきたのであり、今までの市場動向で課題が見えてきたからこそ、法整備などで暗号資産の取引環境が整いつつあるともいえます。法整備などを整えるために各国が規制に力を入れ始めていることで暗号資産の暴落が起こる可能性はありますが、そのおかげで将来的に今より公正な取引環境となり、ソロマイナーなど個人で頑張っている人達も利益を獲得できるチャンスを得やすくなることが期待できます。

何はともあれ、何が起こるかまだまだ分からない暗号資産は、未来も未知数です。

だからこそ、その分チャンスはあると考えても良いと思います。

 

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