ここ数カ月続いているビットコインの三角保ちあい相場も、そろそろ決着がつきそうです。

ボラティリティは縮小し、1日に100ドル程度の値動きしかない日々が多くなりました。どちらかにブレイクした場合は強いトレンドが発生し、ボラティリティが突然大きくなる事が予想できます。そのため、もしポジションを持っている場合は、損切りを念頭に置いておかないと朝起きた時に大変なことになっているかもしれません。

日足チャート分析

日足チャートを振り返っておきましょう。ドル建てチャートではペナント型、円建てチャートではディセンディングトライアングル型の三角保ち合い相場となっています。保ち合いはかなり収束し、いよいよブレイク目前となってきました。恐らく、今週中にはどちらにブレイクする可能性が高そうです。

どちらの方向に抜けるかの予測は難しい部分で、筆者はまだ予測できません。

ただ、週足チャートを見るとトレンドは上を向いているため、ペナントの形だった場合は上抜けがセオリーです。レジスタンスになっている下降トレンドラインにぶつかる回数の多さや、サポートラインにぶつかった時のローソク足の反発の強さなどを見ていると、上方向が優位ではあるのかと考えています。

下抜けしてしまった場合も、2020年に「半減期」を控えており、これに向けての根強い買い需要があります。また、ハッシュレートも高水準にあるため、6000ドル〜7000ドルのラインで下げ止まりを見せる可能性は高いと思います。

なお、この水準は大半のマイナーの損益分岐点だそうです。

 

個人的には、一度積み上がっている買いポジションを一掃するような急落がほしいところ。そこで下だ!とトレンドに追従した個人投資家の新規ショートポジションをかっさらうような急騰が見られると面白いと思っています。

100万円付近では、こういった値動きが頻繁にみられていますので、今回もこのシナリオを想定しているわけです。

30分足チャート分析

では、目先の値動きを追っていきます。

日足の上昇トレンドライン(9600ドル)にぶつかり、反発を見せました。これをキッカケに上値を切り下げ続けていた動きから一転し、短期的に上値を抑えていたラインを上抜けました。ここからの強い上昇を期待していますが、ブレイク直前は難しい動きが多くなるため、ブレイク後に少し様子を見ながら追従するようなトレードでもかなりの値幅を取ることはできると思います。

特にここ最近のビットコインはトレンドレスのため、ガチャガチャとトレードすればするほど深みにはまってしまい大きく損してしまう可能性があります。

ここからの反転を狙うのであれば、引きつけて押し目買いのようにポジションを取り、安値にはしっかりと損切りを置くようなトレードでしょうか。この相場はドテン売買は控えて、短期売買でも1日数回にトレードを絞るとパフォーマンスが高くなりそうです。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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