トランプ弾劾騒動も影響したか
昨日のビットコイン(BTC)相場は朝方に大きく下落、その後は若干の反発を見せつつ落ち着きどころを探る展開が続いている。
FOMCやBakktの開始といった材料でレンジブレークに失敗、上値を重くしていたところにBakktの出来高の低調が伝わり、さらにハッシュレートが4割低下したというショッキングなヘッドラインが引き鉄を引いた形で急落したBTC。
直接のきっかけは日本時間午前3時ころにペロシ米下院議長がトランプ大統領の弾劾に関する記者会見を開くとし、弾劾手続き入り確実と見られて米株・米ドル・米金利が急騰、既にアルトコインが崩れ始めていたBTC相場のダメを押した格好だった。
しかし、民主党が優勢な下院が訴追に成功しても、実際に裁判が行われる共和党が優勢な上院で2/3の賛成を得る事は事実上不可能としてと他の市場は値を戻したが、BTC相場は戻しきれず、とはいえ安値更新も出来ず、安値圏での揉み合い推移となっている。
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