25日に71万円まで下落したビットコインは、その後に10万円ほどの反発を見せました。26日には、アップビットのハッキングが材料視され売り込まれたものの、同社が不正送金疑惑からわずか5時間後に対応を発表。すると、それを好感したのか相場は反発。75万円台から、一時は84万円台まで上値を伸ばしました。

1カ月以上続いていた下降トレンドも、ついに終わりが近づいているように思えます。

その根拠の一つとして、日足レベルの下降チャネルの下限での反発が見られたからというものがあります。

日足から週足レベルでは、まだまだこのチャネル内で推移すると思われるため、ここを上抜けるまではチャネル上限付近で売りを狙っていきたいと思います。

現在はチャネルの下限にいるため、下抜けるまでビットコインを現物で買いながら、短期足のトレンドについていくようなトレードを行う予定です。

4時間足チャート分析

前回の記事(マイナーの損益分岐点にて反転なるか?)で予想していた通り、逆三尊のような形を描き、ネックラインを突破してきました。

現在は、25EMA(指数平滑移動平均線)とネックラインの重なる部分へのリターンムーブを待っているような状況。

トレードとしては、既に現物で買い進めていますが、明確にレジスタンスとサポートの転換を確認した後には、レバレッジを効かせて買いを狙っていきます。

現状のターゲットとしては、チャネル上限である100万円付近。そこまで現物のポジションは保有したいと思っています。

個人的には、レバレッジ取引で短期売買を行いながら、現物でゆったりとしたトレードを並行させると心に余裕が生まれ、自分の狙ったターゲットまで待つことができるのでオススメです。

1時間足チャート分析

1時間足レベルでは、この6万円幅の上昇チャネルを仮定して見ています。

ネックラインとチャネルの下限が重なるポイントはかなり底堅く、リスクリワードの良い鉄板の売買ポイントだと考えています。ポジション調整をこなした後となる、30日の夜から12月1日にかけての値動きに注目したいと思います。

現状として短期時間軸でもショートを狙う予定はありません。84万円が直近高値のレジスタンスラインとなっていますが、ジワジワと切り上げながら突破して欲しいところです。

タイトルの通り、90万円台への回帰は近いだろうとみています。

資金調達率

ビットメックスの資金調達率が売り手支払い、買い手側の受け取りに傾いてきました。

11月の下落トレンドでは下落しながら売り手が金利を受け取っていたため、今回は上昇しながら買い手が金利を受け取るのではないかと想定しています。

これもかねてから言っていたトレンド転換の判断材料の一つなので、今後も買い手受け取りが続いていくかどうか、偏りがさらに拡大し、金利が高くなるかどうかに注目します。