国内仮想通貨取引所大手である株式会社bitFlyerが、米国に進出することを23日に発表しました。
プレリリース:bitFlyer 米国 展開についてのお知らせ ~ 今 秋米国にて 仮想通貨 取引所事業を開始~
子会社であるbitFlyer USA,Inc. をもって、秋から米国で仮想通貨の取引所運営を開始するとのこと。
サンフランシスコ市街地に本社がある同社は、既に米国34州にて仮想通貨取引所運営の許可を取得しており、サービス開始目前の様子。
まずは、米ドル建てのビットコインの取引からスタートするようです。
海外の取引所といえば、bittrexやpoloniexのように50種類以上もの仮想通貨の種類を取り扱っており、bitFlyer USAでも多くの種類の取扱いの期待ができます。
また、米国とのビットコインの価格差でのアービトラージ取引も期待でき、海外の取引所にセキュリティ面などで不安のある日本人でもbitFlyerであれば安心感もありそうです。
既にbitFlyerの取引量はグローバルレベルでも上位であり、1日の取引量において1位になる時もあります。
出所:Coin Market Cap bitFlyerのfacebookより取得
ちなみに、coincheckもbitFlyerと取引量と同程度あり、記事執筆時点では24時間取引高はbitFlyerよりもありました。
※coinmarketcapには集計対象として表示されておりません。
今回の米国進出で、グループのビットコイン取引高が増加することは間違いないでしょう。
FXの世界取引高1位がGMOクリック証券であるように、ビットコインの取引も日本人に人気となっており、口座数・取引高は順調に伸びています。
今後、日本のFX会社や証券会社も仮想通貨取引所として参入する見込みですが、ビットコインの取引はやはり「流動性」が重要。
そういった意味では、ユーザー数1位で取引量もトップクラスの同社の優位性は今後もしばらく安泰と言えそうです。
筆者は日々bitFlyer-FXで短期売買を行っておりますので、今後はアプリでも取引ができるようになることを熱望しています。
噂によると、Lightningのアプリバージョンがもうそろそろリリースされるようですので、秋を楽しみ待ちたいと思います。