8月はビットコインが年初来高値を突破。
好調な金価格や株式市場の後押しもあってか、130万円を超えるほど値を伸ばしました。
また、アルトコインも好調。イーサリアムは分散型金融(DeFi)ブームで注目が集まり、リップルもSwell Regionalの開催が好感され値を伸ばしました。
そこで今回、国内の主要アルトコインの出来高はどこの取引所が大きいのか調査しました。
▼条件
- 調査対象は出来高が公開されている取引所方式
- 期間:2020年8月1日~8月31日
- 国内交換業者
- 対象仮想通貨:ETH,XRP,BCH,LTC
- 対象通貨ペア:/JPY ※/BTCよりも出来高が大きなため
イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、意外にも国内で対円通貨ペアの取り扱いが少ない仮想通貨(暗号資産)です。
上位の交換業者は、BITPoint、bitbank、Liquid by QUOINEでした。
BITPoint:104万4000ETH
bitabnk:95万2666ETH
Liquid by QUOINE:44万6537ETH
イーサリアムが4万円とすると、100万ETHの売買代金は400億円となります。
リップル(XRP)
リップラーと呼ばれるファンも多い仮想通貨ですが、過去3年間においてbitbankがトップを維持し続けています。
上位の交換業者:bitbank、BITPoint、Liquid by QUOINE
bitbank:19億5000万XRP
BITPoint:494万8320XRP
Liquid by QUOINE:461万1820XRP
なお、Liquid by QUOINEの出来高に関しては、現物取引のレバレッジ取引混合となっています。同じ板での取引であり、ユーザーにとって流動性が変わらないため、合算値で比較。
ビットコインキャッシュ(BCH)
グローバルでは、リップルよりも売買代金が高い傾向にあります。
上位の交換業者:BITPoint、bitbank、GMOコイン
BITPoint:31万6555BCH
bitbank:29万5164BCH
GMOコイン: 1万7642BCH
※GMOコインのレバレッジ取引は17万6000BCH程度
ライトコイン(LTC)
グローバルでは、イーサリアムに次ぐ規模の売買代金を誇る仮想通貨です。
上位の交換業者:BITPoint、bitbank、GMOコイン
BITPoint:184万2000LTC
bitbank:29万5164LTC
GMOコイン:4万0970LTC
※GMOコインのレバレッジ取引は6万LTC程度
仮想通貨の取引において、交換業者ごとに流動性が分かれているため、必然的に出来高のある交換業者が選ばれやすくなっています。
また、販売所方式ではスプレッドの狭さが重要視される傾向にあります。
交換業者の取引コストに関しては、『手数料比較ページ』にまとめてありますので、そちらもご覧ください。