GMOコインより(2020年7月の暗号資産(仮想通貨)取引ランキング)が発表されました。
毎月4つの取引サービスごとに分けて発表しているのですが、8月はかなり大きな変化がありました。
【GMOコインが提供する取引サービス】
- 販売所
- 取引所(現物取引)
- 取引所(レバレッジ取引)
- 暗号資産FX
現物|販売所
ビットコインの売買シェアが大きく落ち込みました。そして、驚くべきことに7月に取り扱いが開始されたOMGが2番手につけています。XRPも伸びましたが、価格が50%以上の上昇率を見せたXEMが急伸しています。
現物|取引所
取引所でも、ビットコインのシェアが大きく落ちました。
XRPは2倍以上に上昇。ETHもシェアを伸ばし、堅調だった暗号資産(仮想通貨)がしっかりと取引されている様子が分かります。
レバレッジ取引|販売所(暗号資産FX)
暗号資産FXでは、ビットコインのシェアはそれほど落ちていません。しかし、ここでも目を引くのがOMGとXEMの台頭です。OMGは時価総額500億程度ですが、1日の売買代金は250億円程度あります。一方のXEMは時価総額1200億円に対して1日の売買代金は50億円程度。OMGの圧倒的人気がうかがえます。
レバレッジ取引|取引所
レバレッジ取引でも、ビットコインのシェアが低下していますが、現物取引ほどではありません。
しかし、XRPのシェアの伸びは現物取引よりも大きくなっています。
9月8日から、コインチェックでIOSTの取引が開始されました。価格は0.53台から一時0.72を超えるまで大きく上昇。国内投資家の注目度の高さが伺える結果となりました。
◆IOST(IOST/JPY)1時間足チャート
GMOコインも積極的にアルトコインの採用を行っていますので、近くIOSTを取り扱う日が来ることを期待したいですね!
また、9月2日には取引所で「Post-Only」と「FOK」を導入。
「Post-Only」とは
指値注文で利用できるオプション機能。Takerとなる注文は取り消しとなり、Makerとなる注文のみ発注できるようになります。GMOコインでは、Makerとなった注文は約定金額に応じた金額をマイナス手数料として受け取ることができます。
そのため「取引手数料を支払いたくない、マイナス手数料を確実に受け取りたい」といった際、有効なオプションとなります。
「Post-Only」は、マイナス手数料を導入している国外の取引所などではメジャーな機能ですが、国内交換業者ではGMOコインが唯一となります。
GMOコインの次なる一手も気になるところですね!