先日、GMOコインより(2020年7月の暗号資産(仮想通貨)取引ランキング)が発表されました。
4つの取引サービスごとに分けて発表したのですが、なかなか興味深かったのでお伝えしたいと思います。
【GMOコインが提供する取引サービス】
- 販売所
- 取引所(現物取引)
- 取引所(レバレッジ取引)
- 暗号資産FX
首位はもちろんビットコインですが、6月からシェアが大きく縮小しています。地域版Swelが好感され30円台まで上昇したリップル(XRP)がシェアを伸ばしました。
販売所になるとイーサリアム(ETH)が2位となりました。板取引のユーザーと販売所を使うユーザーでは、取引する暗号資産が違うということが分かります。
また、ステラ(XLM)が徐々にシェアを伸ばしていることが分かります。年初の5円から2倍以上に上昇し。8月6日には、ビットフライヤーでの取り扱いも開始されました。
これまで主要暗号資産(仮想通貨)といえば、BTC、ETH、XRP、BCH、LTCでしたが、この認識が変わることになりそうです。
取引所のレバレッジ取引は、依然としてビットコインのシェアが高い(97.4%)ため、割愛します。
最後は、GMOコインの人気サービスである販売所のレバレッジ取引となります。
ビットコインのシェアが少し下がり、アルトコインのシェアが伸びています。XLMが4位となっており、ここではXEMは7位に。
意外なことにブレイブブラウザが人気で、堅調な推移を見せていたBATがそれほど取引されていません。そのBATは、8月に入り25円程度から46円を超えるほど80%以上も急騰。今月は、BCHやXLMよりも取引されてそうです。
◆ベーシック・アテンション・トークン(BAT/JPY)日足チャート
最後に注目しておきたいのが、7月22日に追加されたOMGです。新規追加のため、シェア率は最下位ですが、個人投資家から話題になっている暗号資産です。テザーがイーサリアムからOMGネットワーク上へ移行というビックニュースもあり、価格は年初の67円から一時は1000円目前まで高騰。
◆オーエムジー(OMG/JPY)日足チャート
国内で取り扱われるアルトコインが久しぶりにここまで急騰したとあって、今後ホワイトリスト入りするアルトコインの値動きにも影響を及ぼしそうです。