リップル社が毎年実施している年次カンファレンス「Swell」の開催が10月14~15日に予定されています。
過去には、Swellが開催される前後でXRPの価格が上昇しており、投資家にとっても見逃せないイベントとなっています。
そんなSwell2020の見所を紹介しましょう。
Swell2020の発表されている情報
Swellでは、毎年登場する豪華スピーカーに注目が集まります。
2017年には、元FRB議長であるベン・バーナンキ氏と「WorldWideWeb」の開発者であるティム・バーナーズ・リー氏が登壇。
2018年には、米国の元大統領(42代目)であるビル・クリントン氏をはじめ、金融当局者が登壇しました。
今年のメインスピーカーには、次の2人が予定されています。
Sheila Warren
スイスにある国際的非営利団体である「世界経済フォーラム」の「ブロックチェーン・デジタルアセット・データポリシー」の責任者。ハーバード大学卒であり、ウォール街で弁護士を務めていた経歴を持っています。また、銀行や慈善家、非営利団体などの代表も務めていました。
Mahesh Uttamchandani
世界銀行グループの「金融他摂(ほうせつ)・インフラ・アクセス」のプラクティスマネージャー。同行でマーケットインフラやクレジットインフラ、グローバル金融包摂プログラムを管理している人物です。
2人とも金融に関する著名人で、ブロックチェーンや仮想通貨についても熟知しています。
例年であれば、リップル社からXRPの実績や新サービスの発表や業務提携などのサプライズ発表があるのですが、今年のSWellは未公開の部分が多い状況です。
なお、Swell2020は新型コロナウイルスの影響によって、初のバーチャル開催となります。これによって、従来の招待制ではなく、一般の人でも参加できるイベントとなっています。
イベントに参加したい人は、登録フォームに情報を登録するだけで参加できます。
コンセンサス2020などの他の大型カンファレンスがバーチャル開催になっています。新型コロナウイルス感染拡大の終息が見えないことから、来年以降もバーチャルでの開催がスタンダードになる可能性も考えられます。
さて、先行して地域別のカンファレンスである「Ripple Swell Regionals」は7月末に北米からスタートしており、9月16日のヨーロッパ開催を最後に終了しています。
この地域開催の評判も上々だったようで、XRPの価格は20円台から30円を越えるまで上昇。リップル社に対する投資家からの注目の高さがうかがえました。
あと1週間でどこまで上昇するのか、またどのような発表があるのか。
リップラーと呼ばれる、リップルへの投資を主とする投資家は、固唾を飲んで見守っていることでしょう。