1月19日午前11時40分、コインチェックが1月26日にエンジンコイン(ENJ)の取り扱いを開始予定であることを発表しました。エンジンコインは、国内の暗号資産交換業者において取り扱いがないため、コインチェックが国内初となり、ホワイトリスト入りすることになります。

この発表を受け、エンジンコイン(ENJ)の価格は一時20%以上も急騰する動きを見せています。

▼エンジンコイン(ENJ)1時間足チャート
出所:Binance

エンジンコインの概要

名称:Enjin Coin
ティッカーシンボル:ENJ
時価総額:240億円(2021年1月19日時点)
コンセンサスアルゴリズム:Proof of Work
発行枚数:10億枚
24時間売買代金:150億円程度
売買シェア上位の取引所:バイナンス、アップビット、ビッサム

取り扱い開始:2021年1月26日 12時頃(予定)

▼対象サービス

・Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリにおける送金・受取・購入・売却
・Coincheck貸仮想通貨(WEB)
・Coincheckつみたて(WEB)

エンジンコインの特徴

エンジンコイン(Enjin Coin)は、ブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で利用される暗号資産。

イーサリアムをベースに発行されており、Enjin Platformによって発行されたデジタル資産であるNFT(※Non-fungible token)の購入や、Enjin Coinを裏付けにNFTを発行することが可能です。

また、特徴のひとつであるメルト(溶解)機能により、不要となったNFTをEnjin Coinに戻すことができます。

ENJINマルチバースという仕組みでは、異なるゲームの統合が可能です。例えば、エンジンコインのブロックチェーンを採用しているゲーム間であれば、同じアイテムを移動させて使用する事が可能となります。アイテムの管理には、Enjinウォレットの利用が可能となっています。

2019年12月4日に、マイクロソフトとの連携が発表されると、価格は50%以上も急騰しました。

Enjin Platformは、マイクロソフトの提供する大人気ゲーム『Minecraft』をはじめとする35種類のゲームとNFTの発行において連携しています。今後、連携するゲームタイトルが増加することにより、エンジンコインの利用増加や価値向上が期待できます。

※NFT(Non-fungible token)とは、ブロックチェーン上に記録され、固有の値や情報を持った非代替性の権利証のこと。

出所:コインチェック、Enjin Coinの取扱いを1月26日に開始