リップル(XRP)が100円を突破しました。これは、2018年5月依頼のことです。

裁判中の中、スイスの交換業者で再度取り扱いが決まったということが材料視されているとのことですが、100円を超える時にこのような状況になっているとは誰も予想できなかったのではないでしょうか。

バイナンスコイン(BNB)やライトコイン(LTC)、チェーンリンク(LINK)が大きく上昇しており、6日の仮想通貨市場の売買代金は20兆円を超えるほど活況を呈しています。

そんななかビットコインは低迷しており、ここが買い場なのかどうか悩ましいところです。

そこで今後のビットコインの先行きを、出来高動向で分析していきましょう。

分析ソフトはトレーディングビューの出来高プロファイル。価格情報はビットフライヤーとなっています。

▼ビットコイン4時間足チャート

参考:TradingViewの出来高プロファイルの使い方や設定方法を図解

出来高取得期間:3月13日~4月7日

出来高が一番多くなっている価格帯は、先週から揉み合っている630万円~660万円の30万円のレンジとなっています。600万円を割り込むと、大きく下落しそうに見えます。

650万円-660万円付近の出来高をこなすことができれば、700万円までの上昇が期待できそうです。

14日には米大手取引所のコインベースの上場が予定されており、その動向次第でビットコインが動意する可能性があると考えています。

▼出来高プロファイルの見方

※価格帯の一つが全体の出来高、色分けされている左側(黄色)が新規売り、右側(青色)が新規買いの比率。表示されている期間の7割の出来高が濃い色

TAOTAOのトレードブロッターをチェック

TAOTAOユーザーのポジション動向が分かる情報ツールである「トレードブロッター」を見てみましょう。

出所:trade-blotter.taotao-ex.com

銘柄はビットコイン(BTC/JPY)のレバレッジ取引。

左側が、TAOTAOユーザーの未決済ポジション。右側が指値情報となっています。

すっかり閑散な状況にってしまっていますが、未決済ポジションを見ると買い下がっているような動きが見て取れます。このまま相場が下落した場合には、投げ売りが出てくる可能性があります。出来高プロファイルを見ると、それは600万円割れた時となりそうです。

海外取引所のレバレッジポジション動向を見ると、やや売りに偏っています。そのため、目先はこのまま大きく相場が下がる可能性は低そうです。

出所:bybt

これらを総合すると、目先は600万円~660万円のレンジ相場で推移。上値が重いながらも、600万円を割り込むのも少し時間が掛かるのではないかと予想されます。