ボントベルというスイスの銀行が、11月17日にビットコインのミニ先物をスイス証券取引所に上場させていたことがわかりました。
さりげなく、あっという間の上場だったようですが、これにてプロのファンド勢が入りやすくなったのは確かです。
今後少しずつ流動性が生まれ、欧州各国の証券取引所に波及することを願うばかりです。
来月には、米国のCMEにもビットコイン先物が上昇することが確定的となっております。
少しずつプロの投資家の資金も流入しやすい環境になってきているように感じます。
2018年は間違いなく、投資ファンドの流入資金が爆発的に伸びてくるでしょう。
徐々に難しい相場となってきそうですね。
さて、ビットコインの日足分析をしていきます。
ビットコイン円(BTC/JPY-FX)日足チャート分析
出所:GMOコイン 仮想通貨FX 日足チャート
先日の急落が嘘のように上昇し、史上最高値を更新しながら順調に価格を推移させております。
今週後半の値動きとしては、徐々に下値を切り上げていくイメージでおります。
日足ベースですと、サポートラインが引ける88万円付近では押し目買いのチャンスとなりそうです。
ボリンジャーバンドもよい角度でバンドウォークしており、順調に上値を伸ばせそうです。
もう一つのパターンとしては深い押し目買い戦略です。
4時間足チャートで分析をします。
ビットコイン/円(BTC/JPY)4時間足チャート分析
出所:GMOコイン 仮想通貨FX 4時間足
4時間足チャートです。
こちらはローソク足とMACDの関係が逆行にあるため、ダイバージェンスが発生しております。これは買われすぎの合図ですので、深い押し目を示唆することになります。
4時間足の場合ですと、88万円を割り込めばターゲットは80万円台前半となりそうです。
このあたりまで下落しますと、MACDもニュートラルの0.00付近まで沈下しますから、買われすぎシグナルは完全に消灯することになるでしょう。
その場合、上値を追いやすくなるため、次の上昇は100万円が見えてくるのではないでしょうか。
ただ、深い押し目をつくらない場合は日足分析同様に、徐々にバンドウォークを続けてボリンジャーバンド+1σ近辺を下限に緩やかな上昇トレンドが続くと考えております。
トレーディングとしては、資金の3〜4割程度をロングポジション、残りの6〜7割を80万円代前半や85万円付近のミドルで拾う準備をしておくとよいのではないでしょうか。
筆者はこういったプランで今週から週末にかけてトレードしていく予定です。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。